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大平山~黒ツイジ~雨乞塚

『ものがたり奥武蔵 P104』には次のように書いてあります。

「大平山から檥峠、顔振峠の主稜上に向って登ると、黒ツイジと呼ぶ場所があります。
ツイジとはツキジ(築地)ともいう地方もあり、一般に石垣や堤を指す方言で、それが自然的な山岳の類似の地形にあてはめられた地名です。」

今回の目的の二つ目ですね~。
黒ツイジを見つける!

まずは、大平山を往復し、役の行者様に探索の無事を祈ります。

指導標の立つ鞍部で左前方へ傘杉峠への道を分けて、尾根上を進むと予想通り、密な藪が待ち受けておりました。

s8470121.jpg
622m点への尾根はいきなりの藪

しかも踏み跡無しです。
それでも、下から丹念に探して行かないと、何をもってして黒ツイジなのかわからないし、黒ツイジそのものを見つけることも難しいと思い、藪に突入しました。

s8470122.jpg
ヤブヤブだ~

尾根の左が灌木の藪で右側がスズタケの藪ということになっており、究極の選択は、左の灌木の藪をとりました。
灌木の藪の方が、いくらか進路が見えやすいからです。

3歩進んで2歩下がるような感じでなかなか前に進みません。
できるだけ薮の薄いところを探し、見極めるのが難しいのです。

薮こぎを続けて、藪の無い空間に出ました。
重労働から解放されて、ホッと一息つけます。
土中には、なぜか焼酎の瓶が埋まっております。
いったいここで何が行われたのでしょう?
もちろん、その当時はこんな薮は無かったでしょう。

s8470123.jpg
ホッとできる薮の無い空間

その後も薮と格闘しながら尾根を進んで行きます。

s8470124.jpg
猛烈な藪

左の方に何やら岩のようなものが、灌木の向こうに見えて来ました。

お?

もしや?

これか~!

s8470126.jpg
黒ツイジ、奥に622m峰が見えています

いくつもの岩が積み重なっており、天然の石垣となっておりました。
黒ツイジはこれだ~!

散々苦労して、やっと発見しました。
涙が出そうなくらい感動しました。

s8470127.jpg
黒ツイジ

黒ツイジ発見の喜びを胸にしまい…。
この後も続くであろう薮との戦いに覚悟を決めます。

不思議なことにここからは、踏み跡らしきものがありました。
薮に埋もれているので、あくまでも踏み跡らしきものですが…。
薮こぎが長いから幻が見えて来たかな?
そのうち白い杭が出て来て、人間の臭いがして来ると、明るい場所に飛び出ました。

s8470131.jpg
眺めの良いアンテナ

アンテナが建っており、眺めもそこそこです。
ここからは、良い道が尾根上に続いており、すんなり622m点(雨乞塚)に着きました。

黒ツイジは、普通の人が近寄れない到達困難な場所にある石積みです。

それがわかっただけでも良しとしましょう。
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

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