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種木橋~野口入~東峠

種木橋のある中藤は、下郷、中郷、上郷のうち下郷にあたります。
南の名栗道、北の吾野道の中間にある道ということで中通りと呼ばれ、それが転じて、中通→中藤となったようです。
中くらいの藤があったというわけではありません。
子ノ権現への参道としてにぎわった時期もあったようですが、今は車の通りも少ない静かな街並みです。

野口観音堂は、高麗坂東札所26番ですが、お堂が道路に面し、境内が見当たりません。

s8460052.jpg
野口観音堂

バス停にもなっている堂西は、この観音堂の西に位置することから名づけられたようです。

正面に下がっている文字が達筆過ぎて読めず、歓寿堂などと読んでしまいましたが、観音堂だったのですね。

高麗郡第二十六番と彫られた古い道標があります。


すぐ先の長尾坂野口入林道に入ると、車がひっきりなしに通ります。
近くの住宅街の生活道になっているようです。

右手に野口入りポンプ場を見ます。
普通は野口入ポンプ場なんでしょうけど、「リ」が入っているところがユーモラスです。

行政の付けた看板は、野口川ですが、野口入で通っているようです。

住宅街の入口を過ぎれば車の通りも少なくなって、平凡な林道歩きとなります。

途中で休んで、左に天覚山への登山道入口を見て右へ上がれば間もなく東峠(あずまとうげ)です。

s8460059.jpg
以前は無かった標示(久須坂→久須美坂?)

東峠の別名を長尾坂と言いますが、これは吾野側の字名です。
今は林道が通っておりますが、かつての峠道は、ここから尾根上をたどって、平戸橋(ひらっとはし)へ下っていたようで、その尾根を長尾根といい、長尾坂の名が生れたようです。

問題は、東峠の方です。
東をわざわざ「あずま」と読ませるのには、何か意味があるのでしょう。

色々な解釈があるのですが、アズは崩壊地形で、マは場所を示す接尾語と仮定します。

北側に彼岸沢があり、姥捨て伝説があります。
天覚山の南東に地獄入という地名があり、ここにも62歳になると俵に詰めてここから下へ転がり落としたという姥捨て山伝説があります。

当然それらの舞台となった場所は、崩壊地であったのは間違いありません。

アズマには、姥捨て伝説の意味が込められているのかもしれません。

その御霊を供養するために、天覚寺が建立されたとすれば辻褄が合います。

地名に歴史あり!
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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