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中ノ沢ノ頭(なかのさわのあたま)

標高622.7m・三等三角点 点名:南川。 名栗川左岸、伊豆ヶ岳の南東にある山。飯能市。
別名:イモグナノ頭

楢生 ナロウ

黄柏橋の南の山。
その名が示すように楢の木が多いが、近隣の山々と同様今は杉の植林で覆われている。
かつては楢をはじめとした雑木で占められていた。
麓の大山祗社の下に登り口があり深林を切り登ると眺望の良い平(ヒラ)に出る。
いまは一軒を残すのみだが、以前は4軒あったという。
楢生屋号のこの家は300年も前の建築で、柱は蛤刃の手斧で削られている。
南の空は明るく秩父境の尾根ははるかでその麓は東の方からイモグナ、ショウブガヤツ、ホソクボ、ホトケクボ、古屋敷、クルミノ木入、などと呼ばれ、その間に高畑山(正しくは中ノ沢ノ頭)622.7mがある。
昔はいずれも耕されていた。

中野沢 ナカノサワ

楢生の東。
中ノ沢なのであろう。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P168』

北の旧南川村 楢生、南の旧名栗村 柏木入の境界上にある山。
古い地形図では、高畑山となっているが、現在は直されていて、『飯能市史 資料編 Ⅺ』の「高畑山622.7m」も旧地形図に従ったものと思われる。

中野沢の源頭にあるので、中ノ沢ノ頭と呼ばれるようになった。
中野沢は、天目指谷と楢生ノ沢の中間という意味で、野は当て字。
問題は別名のイモグナノ頭の方である。
イモグナとはどういう意味だろう?
これがなかなか難しい。

イモは、「埋も」の転、小さい、山芋の自生地などの意味があり、クナは、連作の畑、焼畑の二年目など耕作地を意味する。
近くに高畑山の名があるとおり、この辺りはかつては耕作地で、小さな焼畑地があったのではないだろうか。

アイヌ語だと、イ(我)・モ(小さい)・クシ(越える)・ナイ(沢)になるが、いまいち意味が通らない気がするので、焼畑のクナの方がしっくりくるようだ。

伊豆ヶ岳から天目指峠方面へは何度か歩いていて、1990年6月21日(木)と1998年11月21日(土)に歩いているが、写真が無いので、どうやら巻道を使っていて登頂していないようである。
初登頂は、2001年5月26日(土)のことであり、その時、山名標が割れて落ちていた。
木彫りの板には、イモグナの頭と書いてあるが、現在この山名標は見当たらない。

sFH010010.jpg
2001年5月26日(土)622.7m三角点峰 中ノ沢ノ頭山頂

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2001年5月26日(土)中ノ沢ノ頭山名標

s8750088.jpg
2015年4月28日(火)622.7m三角点峰 中ノ沢ノ頭山頂

s8750089.jpg
2015年4月28日(火)中ノ沢ノ頭山名標

s8750087.jpg
2015年4月28日(火)中ノ沢ノ頭三角点

s8780023.jpg
2015年5月1日(金)中ノ沢ノ頭山頂
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Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

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