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深沢山西峰(ふかざわやませいほう)

標高313.2m 四等三角点 点名:深沢 深沢谷左岸、愛宕山の北にある山。飯能市。

深沢は平戸と白子の境を南流する奥深い沢。
深沢谷の川向うが平戸の深沢、その北は虎秀の深沢、入り組んでいる。
白子側は深沢谷をはじめ深沢谷を冠した4字(あざ)である。
すでにあげたが天正7年の文書に深沢がある。

滝坂は西光院の下の沢を登る道で寺の下に小さな滝が見られる。

後山は西光院の後山。
ショウジ渕は西光院登り口に近く流れのふちに精進場があった。
なおショウジは立岩などを障子にみたてたということもある。

鍛冶太郎は沢に沿った平で、今は林になっているが、住居があったとみられる場所の下に、小さな水田跡と思われるところさえある。
今は人気の全くない深沢のまた奥地だが、鍛冶の太郎さんがトンテンカンと農具や刀を鍛えていたのであろう。
この鍛冶屋の前を登って行けば毛呂山町土山から同町権現堂に出る。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P87』

西光院の少し西の沢の出合が旧虎秀村 深沢・旧平戸村 深沢と境を接する旧白子村 深沢谷である。
旧白子村 深沢谷は、深沢谷を含めて5字に分れており、西光院付近が深沢の中心地であろう。

深沢谷の谷筋は、スカリ山直下まで長々と奥深く食い込んでおり、これが深沢の由来である。
深沢山は、深沢の東に位置する顕著な山として名付けられ、西峰と東峰の二峰に分れている。
西光院から北向地蔵(土山峠)に向かう道は、地元の方に古道と教えられたが、今は歩く人がほとんどいないという。
『飯能市史資料編Ⅺ』により、滝坂の名があることを後で知った。
この道は分岐にある倒木のために迷いに迷って、ようやく探し当てた古道であり、思い出深い道である。

鍛冶太郎経由の古道は、沢山峠西側の道だが、途中で道形が消えており、すでに廃道になっていたのが残念だ。
なんとか歩き通したが、あわや遭難?という事態にもなったほどなので、安易に入り込まない方が良い。

深沢山西峰分岐にある指導標に、白子・平戸地区の文字があり、道を探してみると、平戸方面は急坂であるものの、下部が巡視路になっており、白子・平戸に出られるが、西光院方面は、難易度が高い熟達者向きの道である。


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2015年3月16日(月)深沢山南部の難所

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2015年3月16日(月)古い手製道標(文字が消えている)

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2015年3月16日(月)トラロープと手製道標が新たに設置された

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2015年3月16日(月)深沢山西峰分岐

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2015年3月16日(月)手製道標

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2015年3月16日(月)公的指導標

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2015年3月16日(月)深沢山西峰山頂

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2015年3月16日(月)深沢山西峰山名標

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2015年3月17日(火)西光院南西の分岐に指導標が立てられる

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2015年3月17日(火)ニスを塗って完成!

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2015年3月17日(火)西光院(滝坂入口)

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2015年3月17日(火)滝坂

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2015年3月17日(火)わかりにくい倒木の分岐(滝坂)

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2015年3月17日(火)ショウジ渕・精進場

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2015年3月17日(火)沢山峠分岐(鍛冶太郎の古道入口)

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2015年3月17日(火)鍛冶太郎の古道

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2015年3月17日(火)鍛冶太郎の古道

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2015年3月17日(火)次第に道が荒れてくる

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2015年3月17日(火)倒木を越える

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2015年3月17日(火)苔蒸した大岩を過ぎる

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2015年3月17日(火)わずかに残る道形

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2015年3月17日(火)どこを歩けと…?

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2015年3月17日(火)出合で踏み跡消失

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2015年3月17日(火)完全に歩けなくなり、この後、倒木と薮と崖を進むようになり遭難しかける

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2015年3月17日(火)上に登ってようやく踏み跡らしき道形を見つけて安心する

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2015年3月17日(火)沢山峠の手製道標には、確かに×してあり、この通り歩いてはいけない廃道。
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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