スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

熊野嶽(くまのだけ)

標高630m。 八徳沢左岸、関八州見晴台の南東にある山。飯能市・越生町。

別名:岩岳山・前嵓

堂平山からの主脈はダルマ岩を過ぎて峠に降る。
龍ヶ谷から高山へ踰(こ)す峠で花立松ノ峠と一般に謂われている。
峠の東の700mの突起が七曲リノテッペンでテッペンからつづく次の山が熊野嶽となる。
熊野嶽は一名岩タケ山とも呼ばれ、山骨を露わした岩峰である。
熊野嶽から降ると八徳峠で一名、傘(カラカサ)杉峠と謂うのは呼称通り巨大な傘(カラカサ)のかたちをした杉があるに依る。



『ハイキング 81号 奥武蔵高原 宮内敏雄 P10』

『ものがたり奥武蔵 P57 略図』にある山名。
花立松ノ峠から左に桧岩を巻いて過ぎると、車道に出て再び右の山道に入ると、左上に巨大な露岩が聳え立っているのが見えて来る。
これが、前嵓(まえぐら)で、嵓とは蔵や倉と同じで岩のことであるが、どこの前なのかは不明、おそらく高山不動か黒山の前の岩という意味なのだろう。
この岩がある山なので、熊野嶽、岩岳山と呼ばれている。
奈良時代に修験道を創始した、役小角に因む山名で、かつては熊野信仰があったのだろう。
前嵓で修行していた修験者の姿が想像できるが、今は植林に囲まれ、展望も無い。

さて、前嵓を左上に見上げて、巻道を進むと、赤杭を見つける。
ここから、登山道を外れて左の踏み跡へ入るのが、熊野嶽への道である。
やや不明瞭な踏み跡なので、尾根上を外さないように進むと、笹の茂る熊野嶽山頂で奥武蔵らしからぬ静かな山頂。
桧岩と同じように、北側の黒山側は雑木で明るい。
前嵓は、南西にあるが植林の中である。
岩の上に立ち、往時の修験者が修行している姿を想像してみた。
西側に踏み跡は無いので、往路を戻って登山道に出るのが無難である。

s8390046.jpg
2015年2月28日(土)登山道入口

s8390049.jpg
2015年2月28日(土)前嵓

s8390050.jpg
2015年2月28日(土)熊野嶽入口

s8390051.jpg
2015年2月28日(土)踏み跡

s8390052.jpg
2015年2月28日(土)熊野嶽山頂

s8390053.jpg
2015年2月28日(土)前嵓

s8390054.jpg
2015年2月28日(土)前嵓の上
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
奥武蔵登山詳細図コースガイド

アクセスカウンター

山名索引

あいうえお順で山名を探せます!

検索フォーム

プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。