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黒仁田山(くろにたやま)

標高540m 北川左岸、北川尾根にある山。飯能市。

黒仁田 クロニタ

釜ノ平の西の広く深い山林。
すぐとなりが立間(狩りに関する地名)と仁手ノ久保で仁田(あるいは仁手)といわれる猪などのやってくる湿地である。
黒仁田の黒は「小高い所」をいうなどと辞書にあるが、北川方面から高畑へ行くそれでなくても暗い山あいの沢道から枝分かれした仁田の景観は木立に覆われていよいよ暗い。
黒を「小高い所」というのも、このような背景のもとではじめていえる。
青梅黒沢聞修院のへんにも「黒仁田」がある。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P152』

小指 コザス

峯の西、平坦地があり水も流れているから「さす」にしないまでも作物は作れたろうが、北側の山手では更にさす畑も行われたのであろう。
南側に黒仁田山がそびえているから平地でも日ざしは必ずしもよくない。
えんりょして小ざすといったのもわかる。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P151』

高畑で出会った林業関係者に教えてもらった山名だが、未踏査のため写真は無い。
辞典を見ると、飯能市史にあるように、確かにクロは「小高い所」と書いてあり、えぐれた地形により小高く見えるというのがクロの語源らしい。
旧高山村 黒仁田は、前坂峠の南西から高畑川に下る沢筋周辺の名で、黒仁田山は、黒仁田の境界線が東にはみ出した所に丸々収まっている。

ということで、小高い所にある湿地というのが、黒仁田山の由来になる。

黒仁田の北(636m峰から南西一帯)には、宮内氏が指摘する小指という名があり、昔の地形図では、桑畑のマークがついている。
かつては焼畑が行われ、その後、養蚕ための桑畑になり、養蚕が廃れると植林地となったようである。
今は、薄暗い植林が立ち並んでいて、かつて桑畑だったとは想像もできない。
飯能市史によると、「(小指の)南側に黒仁田山そびえている」とあり、場所も一致する。

高畑で出会った人の話では、高畑~前坂峠~カンナタテは、かつては良いハイキングコースで、30名ほどの団体が登ったりするほどメジャーなコースだったそうだ。
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2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

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