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南沢山(なんざわさん)

標高466m 中藤川左岸にある山。飯能市。

権五郎神社のある下中沢の真東の南沢山(なんざわさん)は、女人禁制の神聖な場所で、昔は頂上に池があって、村人はここに登り池の水を使っておしょうじんをしました。
この池の主は竜神でしたが、ある日猟人が山狩りをして猪を捕え、その不浄物を池中に投げ入れたので、竜は怒って名栗の大淵に飛んでゆき、それからは池も無くなってしまったということです。
この池はいつもゴウゴウと底で水が流れるような音がしていたそうで、池はないが精進岩と呼ぶ露岩は今でも杉林の中に残っています。



『ものがたり奥武蔵 P34』

南沢 ミナミザワ

釜ノ沢(精進岩の東の沢)の北。
南沢を発して東南方向に流れる水路を南沢堀といい、田ナリで樫久保からの主流と落合う。
樫久保方面から南の沢。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P134』

西は南(中沢組)の戸丸、杉本、東は中藤上郷の釜ノ沢となっており、尾根上が南(中沢組)と中藤上郷の境となっている。
小名の南沢は、南沢峠の東で、南沢山とは接していないが、南沢の南岸に位置する著名な山なので、南沢山と名付けられたようだ。
地名が、「みなみざわ」訓読みであるのに対して、山名は「なんざわ」と音読みである。
『ものがたり奥武蔵』になんざわとルビが振られているのだが、誤記か小名のみなみざわと区別するためになんざわと読むようにしたのかはわからない。
かつては信仰の山だったようだが、池跡も精進岩も確認できず、名のみが残っているようで、いつか精進岩を見つけてみたい。
山頂からの展望は皆無だが、尾根上には明瞭な踏み跡があり、歩きやすい。

北にある南沢峠は、地形図破線路があり、栃屋谷と樫久保を結んでいた古い峠だが、峠道は廃道のようで、現在踏み跡は無い。


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2015年4月18日(土)南沢山山頂

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2015年4月18日(土)南沢山山名標

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2015年4月18日(土)南沢山山名標
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Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

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