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愛宕山、桧岩、岩岳

2015.2.28(土)晴れ
6:30~15:00
西吾野駅~398m点~萩ノ平茶屋跡~555m点~愛宕山~花立松ノ峠~桧岩~岩岳~傘杉峠~八徳~中尾山~吾野駅

奥武蔵踏査、延べ31日目となりました~。
今回は、『ものがたり奥武蔵』に記載されている愛宕山、桧岩、岩岳の探索をして時間が余れば中尾山という予定です。

登山道が右に折れて、左に折れる場所、370m付近から、左の北へ尾根を直登しますが、踏み跡はなく、藪が無いだけマシという感じです。

s8390010.jpg
398m点

愛宕山はここじゃろか~?
と思ったら何も無いので違うようです。
北東に下ると、登山道に戻りました。
萩ノ平茶屋跡で少々休憩の後、20mほど登ってから左へ折れて、尾根に乗ります。
尾根に乗ると、藪の無い尾根でしたが、下の登山道からの取付は、ちょっとヤブヤブしていたので、こんな取付きになってしまいました。
ペットボトルの風車を見た後、枝打ちされていない植林の中となり、枝が目に突き刺さりそうになるのをかばいつつ歩きます。
左の方に、良い尾根道がありました…。
冷たい北風が吹き抜けており、体が吹き飛びそうです。
赤坂(石地蔵)からの尾根を合わせて、ゾロ目の555m点は、明らかに愛宕山ってう雰囲気では無く、尾根上のコブです。

s8390018.jpg
555m点

ここでもなかったか~。
なかなか愛宕山に行き着きませんが、こうやって疑いのあるものを全部潰して行くのも大切なことです。
登山道に出るとハイカーに追い越されました。
無駄な寄り道ばっかりやってるからなあ。
岩場が出て来て、この尾根の上が、愛宕山のはずですが、とても登る気にはなれません。
分岐を左へ進み、大峠(不動三滝分岐)手前で左で鋭角に折れて、灌木少々を分けると祠があるピークに着きました。
やった~!
ここだ~!

s8390024.jpg
愛宕山山頂の祠(600m圏峰)

s8390025.jpg
祠の石仏

3度目の正直でようやっと、愛宕山にたどり着いたので感動もひとしおです。
苦労して探し当てた山というのは、嬉しいもんですね。

登山道に近いピークですが、今までまったく気がつきませんでした。
踏み跡が、南西に続いておりましたが、あの岩場を下るのでしょうか?
かつての修験道だったのでしょう。
当時の修験者がどういうルートで修行していたのか気になりますね。

不動茶屋で富士山を見た後、関八州見晴台を捲いて、車道で花立松ノ峠に来ます。

戦地に赴く山好きの若人がお別れの山行に来た時、新しい峠を見つけて野の花を立て、だれいうとなく「花を立てて待つ」気持ちから、花立松峠と名付けられたと『ものがたり奥武蔵 P174』にありますがもう一つ戦争による由来があります。

陸軍の91式戦闘機が霧に包まれた峠に衝突し、若き少年飛行兵が殉職、黒山の人々は、この兵士を哀れんで峠に墓を建て、折々の花を手向けて供養したのです。
それを見たハイカー達が花立の松と名付けそうです。

なんとも悲しい由来ですね。

古くから黒山から高山不動へ行くには四寸道を使っており、この峠は新しく作られた高山新道にある峠なので、新作(あらざく)峠の別名もあります。
八徳側には、峠道が見当たらないし、作業道は立入禁止になっております。

s8390034.jpg
花立松ノ峠(アラザク峠)

グリーンラインから離れて、登山道からも離れると、683m点の桧岩(宗ヶ入)があります。
でも、由来となった桧岩は見当たりません。

桧岩は八徳称で、宗ヶ入は黒山称です。

s8390039.jpg
桧岩(宗ヶ入)683m点

こんなところにも将門伝説があり、将門がひっそりと隠棲し余生を送っていたから、将監ヶ入と呼ばれ、それが転訛して宗ヶ入になったそうです。
山頂に宗ヶ入とはおかしな気もしますが、「入」はここでは沢のことでは無く、文字通り将門がが入ったという「入」です。

将監とは、左近衛将監という官位の一種のようですが、将門が叙されていたかどうかはわかりません。

一旦車道に出て、越生町の看板からまた山道に入ると、裂け目から飛び出て来たかのような岩が目に飛び込んで来ます。
とてもじゃありませんが、尾根上からアタックするのは無理そうなので、南西の肩から登山道を外れて行ってみます。
踏み跡も無い尾根を緩やかに登ると、630m圏峰に着き、北側が広葉樹林で明るく雰囲気の良い山頂です。
笹に覆われているので、大菩薩にでも来たのかと錯覚してしまうほど奥武蔵っぽい雰囲気ではありません。

s8390052.jpg
岩岳(前嵓)630m圏峰

少し西へ行くと、先ほど切り立っていた大岩があります。

s8390053.jpg
岩岳の岩

これが岩岳と別名前嵓の由来なのは確実でしょう。
もしかしたら、桧岩っていうのは、この岩のことなのかもしれません。
岩から生えているのは、桧では無く赤松でしたけど…。

s8390054.jpg
岩岳の岩の上

前嵓とは、何に対しての「前」なのでしょうか?
高山不動の前?

登山道に戻って進むと、眼前に大きな山が見えて来て、622m点の雨乞塚のようです。
かなり大きく見えます。
左に曲がる場所3箇所に指導標が立っているので、その度立ち止まって、記録するので、なかなか前に進みません。
奥武蔵は親切過ぎるんじゃないの?って思えるほど指導標天国です。

傘杉峠は、戦前まで唐傘を広げたような大杉があったのが由来ですが、八徳峠の別名もあります。
八徳側の峠道は見当たりません。

車道を進んで、八徳方面の看板のところで右折すると、ここを登って来るハイカーがおりました。
延々と車道を登って来るなんて大変だろうなあ、と思いつつもこの車道は、とても眺めが良く、歩いても気持ちがいいのです。

右に前回見つけた作業道が分かれるので入ってみます。

s8390064.jpg
作業道入口

この作業道は、地形図破線路上にあり、トラバースした後、尾根を下り、右に曲がって、沢に下ります。

この沢は善兵衛谷の名があるようですが、まだウラがとれておらず確証できません。

登りにとると、いくつも枝道があるので、それに迷い込まないよう注意が必要です。
地図にうまく再現できるといいのですが。

八徳に下りると、そこからはもう見覚えのある道です。
ここに来るのはもう何度目でしょうか?

中尾山探索へと続きます!
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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