スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大指小塚 行白小塚 2016.03.25(金)

sDSCF0189.jpg
天狗積の南西岩場

立山の方も気になりますが、立岩とセットでまた今度行きましょうかね。
天狗積の北側まで戻ると、右手の岩が気になりました。
もしかして巻道がある?

天狗積を越えて、右を見てみると、先ほどの岩場の反対側が見えております。
こりゃあ行けそうだな~。
気になったらもう、足が勝手に動いております。
行くっきゃな~い!

うっすらとですが、巻道もちゃんとあり、迫力のある天狗積の岩場を仰ぎ見ながら進みます。

そして、先ほど天狗積の北側から見えていた岩場に着きました。
やっぱり巻道が続いており、歩けるようです。
天狗積に巻道があったとはな~。
天狗積には何度も来ているのですが、来るたびに新たな発見があります。

気になる岩場には、ど根性樹木があり、必死に岩にしがみついております。
何もこんな場所から生えなくてもいいのにな~。

眺めが良いかと思ったのですが、意外と樹木が多くてあまり良くありません。

巻道を戻り、何か目印はないかと探したら、ちょうど黄テープがあり、ここが巻道入口のようですが、良くみないと気が付きません。

sDSCF0190.jpg
南西の岩場

sDSCF0191.jpg
しがみつく木が…

sDSCF0195.jpg
巻道の目印 15:13

ザックを回収して赤沢方面へ進みます。
505m峰に着くと、物議をかもし出しそうな仮称の山名標が掲げてあります。
仮称の山名に忠告するような長い文章の標示も近くにあります。

『飯能市史 資料編 Ⅺ P121』では「三本松(サンボンマツ) 所指向の南。指畑の目標になったものであろう。山頂には風雪に強い松が育った。」とあり、この辺りで山頂といえば、505m峰しかありません。

sDSCF0199.jpg
505m峰 15:28

論地山を経て久林へ行くルートの分岐は、以前より標示が増えて賑やかになっておりました。
歩く人が増えたのでしょう。

対照的に久通谷橋分岐は、相変わらずひっそりです。(笑)
どうせ歩くなら論地山だよな~。
でも、石仏を見るならこの尾根です。

勢いで直進してしまいそうな小塚分岐まで下ります。
ここは楢抜山から下って来ると特に間違えやすい場所です。
赤沢バス停方面は赤テープがあるのですが、倒木が道を塞いでいるので、入りにくいのです。

sDSCF0207.jpg
小塚分岐を左へ 右は加久良山を経て赤沢バス停 15:37

ともかく今日は二つの小塚が目的ですから、小塚分岐をあえて直進します。

歩きやすく幅広い尾根で、コブを越えると急下降し、次のコブに赤プラ杭があり、ここが大指小塚です。

sDSCF0212.jpg
大指小塚山頂 15:45

『飯能市史 資料編 Ⅺ P115』

「大指小塚(オオザスコヅカ)

南が赤沢983大指。
周辺にはさらに大指日向、大指日影(蔭)、大指出口などがあり大指圏といえる。
また南にも所指、所指向、あるいは黒指がある。
かつてこの辺は焼畑耕作地帯であった。

そこでこの地名は「大指の小塚」と理解できるが、小塚が釈然としない。
914行白小塚もある。

塚は人の手で土を盛り上げたもので、行者などが山に小さな塚を築いたということか、行白小塚というから行者(修験者)の小塚がいつ(本では「が」が入っているが誤植)行白小塚になったのかと憶測したくなるが、自然の小山を塚と呼ぶこともある。

大指小塚と行白小塚は同じ山中の東西にある。」

山や丘のように、高所のことをツカと呼ぶことがあり、奥武蔵では、大塚山の別名が大塚、男山の別名が中塚であり、武士平の別名も小塚でいずれも高所です。

楢抜山を大塚に見立てて、それに対しての大指小塚、行白小塚と思われます。
焼畑が行われていたころは、この二つのピークが目標になっていて、名称も生まれたのでしょう。

大指小塚からは直進してしまいそうですが、ここで右に折れて赤テープの方へ急下降します。

鞍部に下り着くと、少し明るくなって、大きく聳え立つ楢抜山を樹林の間から垣間見ることができます。
確かにあれを見たら、こちらのピークは小塚ですね。

焼畑を行っていた人たちの気持ちがわかります。

左には、天狗積のピークもわかります。

sDSCF0217.jpg
大指小塚~行白小塚の鞍部

sDSCF0223.jpg
鞍部からの楢抜山はかなり大きい

この辺りは植林されていないようで、焼畑の跡に放置された自然林が伸び放題といった雰囲気です。

sDSCF0225.jpg
薮尾根っぽい雰囲気

そんな雰囲気の尾根をひと登りして植林になるとピークに着いて、ここが行白小塚(ギョウシロコヅカ)です。

sDSCF0228.jpg
行白小塚山頂 16:03

飯能市史では、行者と関係あるようなことが書いてありますが、修験道のような雰囲気はまったくありません。
白は、耕作の代ではないでしょうか。
そうなるとギョウの意味がわかりませんが、どちらにしても謎の多い山名です。

下ろうと思っていた南東尾根は、薮で踏み跡もありません。
末端が急なので歩きたくないなと思っていた北東に踏み跡が続いているので仕方なくそちらに入ります。

300m圏まで急下降すると平坦な尾根になりますが、いきなり薮っぽくなり、踏み跡も不明瞭になってきました。
地形図を見るとこの先は急斜面で嫌な予感がするので、下りかけた斜面を戻ることにしました。
戻る作業は精神的にきついですね~。

道が怪しくなったら戻るのが鉄則ですが、その判断を下すタイミングはなかなか難しいものです。
この判断が吉と出るか凶と出るかは、道を見つけられるかどうかにかかっております。
これで道を見つけられなかったら目も当てられません。

とにかく、薮に変わる前の地点まで戻ることにしました。

するとどうでしょう。
丸太で土留めをされた作業道っぽい道があるじゃあ~りませんか!

でもこの道は、下って来ると右後方でまったくの死角の位置で、かなりわかりにくいです。
道標でもあればわかりますが、マーキングすらありません。

なんで登山詳細図に書いてないんだよ~!

って今作ってる最中ですからね。(笑)

地図に書いてあっても、この分岐に気づけるかどうか怪しいものです。
初訪でこの分岐に気づいたら、かなりの技量の持ち主ですよ。
尊敬しちゃいます!

己の未熟さにはいまだに呆れてしまいます。

sDSCF0233.jpg
300m圏分岐 苔むした古い切株が目印 ここで右後方へ 16:15~16:22

sDSCF0235.jpg
上の写真の反対方向から見たもの、左へ道が分かれているのがわかるでしょうか?

とにかく気持ちを切り替えて、作業道を下ります。
ほんとにこの道を見つけられて良かったですよ。
日暮れも迫っているので焦ってしまいました。

sDSCF0237.jpg
作業道っぽい道を下る

作業道っぽい道は、ジグザグして下りますが、不明瞭な場所もあり、ルートファインディングは慎重に行います。

お~あったあった!
あやふやな踏み跡がはっきりしてくるこの感覚も久しぶりで、嬉しいものです。
涸れ沢にぶつかったら、その涸れ沢の左岸に沿って下り、蕨入林道が見えて来ました。

いや~うまいこと下れたなあ。

sDSCF0242.jpg
蕨入林道に出る地点 16:35

それにしても、こんなところに道があったとはま~ったく気が付きませんでしたよ。

少し林道を下ると、見覚えのある堰堤があり、あとは林道を下るだけです。

素盞鳴神社はなぜか車が満車です。
お祭りでもあるのかなあ?

sDSCF0244.jpg
行白小塚南東尾根は踏み跡が無い?

赤沢バス停に着いて、コロコロくんをしまったり準備をしていると、17:14のバスがやってきました~。

sDSCF0245.jpg
赤沢バス停にゴール! 17:02

飯能河原で下車して、芋浦美の資料を調べに飯能市立図書館へ行ったらなんと!
今日は休館日でガックリ…。( iдi ) ハウー
毎月最終金曜日は、書棚整理の日らしい。

飯能駅までトボトボ歩いて、日高屋で麻婆豆腐定食を堪能。
餃子もうまい!
となりに座った女子は、野菜たっぷりタンメンとメンマを注文。

後ろからは、「野菜タップリタンメンで麺少なめ」とか聞こえてきます。

そんなにタンメンがうまいの~?

次回はタンメンにしよう!

sDSCF0247.jpg
飯能市立図書館は休館

sDSCF0249.jpg
日高屋で麻婆豆腐定食

おまけ動画↓



おわり。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
奥武蔵登山詳細図コースガイド

アクセスカウンター

山名索引

あいうえお順で山名を探せます!

検索フォーム

プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。