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入川谷の奥で発見した金平(こんぴら)岩など地名を入れ込む作業をしておりま~す!
12時からやり始めて23時ですよ。
進捗状況は、まだ5分の1くらいです。
締め切りに間に合うのか~?

s7580161.jpg
大岩の中に穴が開いていて、それを登ると岩上の祠へ導かれるという不思議で超おもしろい岩。

s7580173.jpg

ついに金平岩が日の目を見る?日がやって来るんですね~。

地図に載るとは言っても、わかりにくい場所にあるので、注意が必要です。
安易な気持ちで探すのは絶対にやめましょう。

【追記】

人見ノ入という山名を見つけて、あれこれ文献をあたったら、人見沢ノ頭(人見ノ入リ)920.2mという資料が出て来ました。
西谷ノ頭(人見入頭)というのもあります。
古い地形図を開いたらようやく場所がわかりました。

人見ノ入リ ヒトミノイリ

920mで、人見沢分の山には違いないが、実際はほんの少々南へズレている。
然しイリはオクリと略 同義の奥山一帯を指す語故、この山名も不穏当(さしさわりがあって適当でないこと)なものではない。


ハイキング編集部
参考文献『ハイキング93号 ハイキング社 昭和15年5月20日発行』

秩父地方の方言で山と山の間の沢のことを入(いり)といいますので、人見ノ入が山名だと言われても少々疑問に思ってしまいます。
だから語尾に「頭」を付けた文献が出て来るのでしょう。
オクリという山岳用語は初耳だし、『山ことば辞典』にも載っておりません。
人見ノ入を山名とするのは、おかしいという意見も出てきそうです。
はてさてどうしたもんかな…。

【追記】

色々な文献を漁っていたら、ナギノ頭という山名を発見いたしました。
エリア外ですけど。

【追記】

金平岩の記述は宮内本P285でしたね~失礼いたしました。

「左岸のブッシュの袂に傍らに二本の大杉を持たらした4m四方位の金平岩を見る。
この巓に金平様の小祠が祀ってあり、詣でるには岩塊の基部の直径2尺程の孔に這い入ると旋回して抜けられるのである。
一種の鍾乳洞なのであるが面白いものである。」

またP168には、金平岩にまつわるお話しが書いてあります。↓

「この近傍の右岸(左岸の間違い)の沢辺に金平岩という面白く空洞になって巓に抜けられる霊岩があり、巓に奉祀せられてある小祠には、「神奈川県云々」と興味ある神璽の拝されるのは、御承知の如くこの近傍が明治初年まで江川太郎左衛門の管轄に属してそのまま御維新になり、暫くはその状態の続いた頃に奉祭された興味深い資料の一つである。」

【追記】

蕎麦粒山の別名が火打石山で、宮内本を読んでいたら、燧石山というのも出て来ました。
そこを源とする火打石沢がありますから、由緒は確かなものなのでしょう。
位置が至近なだけに少々ややこしいですね。

今回 鋸山を入れましたが、一つの峰を指す山名では無く、周囲の総称のようです。

宮内本P48には「大ダワへ走る山稜は鋸山で、遠望しても顕著な突起を三つもたげている。」とあります。

【追記】

田島本に、ブナ山(山毛欅山)と太字で書かれていて、どうやら曲ヶ谷峰の別名のようですが、いまいちはっきりしません。
宮内本には、「北ノ峰の呼称は抹殺したい。」と例によって厳しいお言葉が書いてありますが、宮内さんの思惑とは裏腹に今日まで曲ヶ谷北峰の名は残っているんですよね。
宮内本では、ヨウヘイギノ頭を必死に推しているのですが、長くて読みにくいこともあってか定着しなかったようですね。

お二人の本を読んでもらちがあかないので、その大元の郡村誌を採用することにいたしましょう。

「曲ヶ谷峰、氷川にてはブナ山、棚沢にては舟井戸山と云う」

郡村誌はシンプルに書いてあってわかりやすいですね。
田島氏が曲ヶ谷北峰を唱えたから曲ヶ谷峰論争が始まったのでしょう。

曲ヶ谷峰は田島氏が提唱してから北峰と南峰に分かれちゃってますので、ブナ山と舟井戸山は、二つの峰の総称ということでしょうね。

【追記】

宮内本がマーキングと付箋だらけになってしまいましたが、売るつもりもないから気にしないようにしましょ。
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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