スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

久須美山(くすみやま)

標高260m。高麗川右岸にある山。飯能市・日高市。

さて、大黒山の頂から西北に尾根を行く道がこれからの新コースで、案外尾根には道が続いていて、多少草深い所もあるが、連れの女二人がその辟易しない所を見ると誰にも結構通れる道である。
一度降って割合広い峠が勝楽峠、ここまでは多峯主山の茶店の伯母さんも通ったという。
その先の山は多少、大黒山より草深い所もあるが、これも尾根をたどって行けば大したことはなし、幾つかの小さい頂を越して、横手、久須美をつなぐ久須美坂の峠に出る。
この間の山を久須美山と云う。



と戦前のガイドにあり、勝楽峠と久須美坂の間に久須美山があると書いてある。

地名の由来は久須美渕のへんを見ると入間川はここで直角に折れ曲がり、昔は洪水のたびに崖をけずり沿岸を洗った様子がうかがえる。
崩れた場所ということでクズミ→久須美といったものと思う。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P32』

クズレルの語幹のクズ(崩壊地形用語)と、入間川の曲流を示すミ(廻るの意)が合わさったクズミがクスミとなり、久須美や久須見の字があてられた。
久須美から白子へ通じる坂道を久須美坂と呼ぶようになり、いつしかそれが峠名になり、峠の近くのピークに祠を祀ったことから久須美山の名が生まれたと思われる。
つまり、久須美山の位置は、久須美坂の祠があるピークなのである。

s8220029.jpg
2015年2月3日(火)久須美山山頂

s8220030.jpg
2015年2月3日(火)久須美山山頂の祠

久須美坂は西と東の二箇所あるようで、久須美坂(新)と久須美坂(旧)とに分けて書いてある文献もある。

s8220023.jpg
2015年2月3日(火)久須美坂(旧)

s8220025.jpg
2015年2月3日(火)久須美坂(旧)の手製道標

s8220026.jpg
2015年2月3日(火)久須美坂(新)

また久須美山を挟んだ東側の鞍部も峠のようになっていて、細道が越えていたので、いつか調べてみたい。
s8220032.jpg
2015年2月3日(火)久須美山東の鞍部
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
奥武蔵登山詳細図コースガイド

アクセスカウンター

山名索引

あいうえお順で山名を探せます!

検索フォーム

プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。