スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

多峯主山(とうのすやま)

標高270.8m・三等三角点 点名:多峰主。高麗川右岸にある山。飯能市。

寛文8(1668)年の検地帳に「とふノす谷」「とふノスうら」
中腹の黒田直邦墓所にある太宰純、享保20(1735)年の頌徳碑(しょうとくひ)に「武州高麗郡加治郷多峯主山」

多峯主(タフノス)山 高さ340尺飯能町の西北にあり 『武蔵通志』

『新日本山岳誌』では由来不詳としているが、トウとは山頂のことであり、この辺りで一番高い山なので、トウノスに多峯主の字があてられたようだ。ノスはヌシ(主)の転か、シュ(主)の転であろう。
古文献の文字がそのまま使われている珍しい山といえよう。
字名は、多主となっており、三角点名の多峰主も字名を採用したと思われる。
寛文8(1668)年の検地帳では「とふノスうら」となっており、「うら」とは山のことで、他の山では日向沢ノ峰、菜畑山を~ウラと読んでいる。
多峯主山の東の字名に多峰主裏があり、紛らわしいので、トウノスヤマになったのだろうか。

山頂にある墓石(石経供養塔)は経塚で、石に経文を書いて土中に埋めた塚である。
約12000個の河原石が埋蔵されていて、石経供養塔は明和2(1765)年と刻まれている。

お隣の天覧山は、平将門伝説があったが、多峯主山には常盤御前の伝説が数多い。
360度の展望が楽しめ、平日も大勢の人で賑わう山頂。
山座同定をして、周囲の人に教えている人もいるので耳を傾けてみるのも良い。

sFH040034.jpg
1995年8月6日(日)多峯主山山頂

sFH040033.jpg
1995年8月6日(日)多峯主山山頂

sFH010008.jpg
1996年12月12日(木)多峯主山山頂

sFH010009.jpg
1996年12月12日(木)多峯主山山頂

s8220110.jpg
2015年2月3日(火)

s8220111.jpg
2015年2月3日(火)

s8220112.jpg
2015年2月3日(火)

s8220113.jpg
2015年2月3日(火)

s8220120.jpg
2015年2月3日(火)

多峯主山に纏わる伝説

むかし、多峯主には大蛇が住んでいると言われていました。
或る日、滝の入のあるおじいさんが、知人に頼まれて山の芋を掘りに多峯主へ出かけました。
何本か掘ったので、一休みして水を飲もうと思って、掘におりて、木の葉をかきわけたところが、大蛇の頭が出てきて赤い舌をペロペロ出しているので、びっくりして逃げ帰りました。
そして熱が出て七日も寝こんでしまったと話していました。



『飯能の伝説 新井清寿 著 P11 多峯主山の大蛇』
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
奥武蔵登山詳細図コースガイド

アクセスカウンター

山名索引

あいうえお順で山名を探せます!

検索フォーム

プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。