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西山富士(にしやまふじ)

標高190m。越辺川と毛呂川に挟まれた丘陵地帯(越生毛呂山丘陵)にある山。越生町。

元々盛限山(もりきりやま)と云われていた山に文政7年(1824年)に富士浅間社を遷座し、西山富士と呼ばれるようになった。

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越生ふれあいの里山マップ

大高取山周辺各所に設置してある案内看板の越生ふれあいの里山マップで、西山富士の名を発見し、これはぜひとも踏査したいとの思いにかられるが、登山道が無いようである。
これをきっかけに、大高取山徹底踏査作戦が始まった。
果して見つかるのであろうか~?

この日は、だいこうじ付近を探索した後、ゆうパークおごせの北側をしらみつぶしに探索。
酷い薮や民家に出たりして、なかなか成果が上がらず、まともに車道に出られた道は二本だけ。

金比羅神社へ登って、さらに奥へ行くと石祠のある金比羅神社奥ノ院のピークに着く。
デジャブかこれは?
一日に二度も同じ場所に来る羽目になるとは…。
ここでもう昼近い時間。

左の西へ進むと、道が二手に分かれ、左は今朝歩いたので右へ入ってみると、またまた分岐となって、金比羅奥の院と書かれた指導標が落ちている。
え?この道って一般登山道なの?
左へ行くと、今朝歩いた登山道に出て引き返す。
三角形の道になっていた。
複雑に道が入り組んでいて、迷路のよう。
これはこれで楽しい。
指導標の落ちている分岐へ戻って、尾根上を北東へ下って行く。
植林の中に明瞭な踏み跡があり、雑草が生えないように砂利が丁寧に敷き詰めてある。
誰も来ないような道なのに、この整備っぷりはなんなんだろう?
指導標もあって道もいいのに誰も来ないとはもったいない。
盛り上がったピークに着くと、荒涼とした山頂で、真ん中が大きく窪んでいる。
今思うとこれが人工的に作られたお鉢だったようだ。
振り返ると、朽ちた鳥居と石祠があった。
釈然としないまま方角を変えて、北西に下ると、ロープが張られた急坂となる。
ご丁寧に誰が設置してくれたのだろうか?
誰も来ない場所なのに?
ますます訳がわからなくなって来た。
大きな岩を見て、更に下ると、藪となってジグザグに下る。
沢岸へ降り着くと、向こうには林道が見えていてホッとした。
異界から無事生還!
という感じである。
朽ちた木が二本立っており、注連縄が渡されているところを通るが、ものすごい薮と倒木。
これは逆コースだとわかりにくいだろう。
沢にかかる木橋を見つけたが、朽ちているので慎重に渡ると、明瞭な踏み跡が出て来て、西山林道に出た。
道標分岐の少し東の地点で、この入口はかなりわかりにくい。
後で、調べると、朽ちた鳥居のあるピークこそが西山富士であるとわかり、雷に打たれたような衝撃が走った。
江戸時代、盛んに登られていた山だったのに、今は荒れ果て、人々の記憶からも忘れ去られようとしている。
貴重な文化遺産を発見できたことは、今回の踏査の大きな成果であった。

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2015年3月24日(火)本日二度目の金比羅神社奥ノ院へ

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2015年3月24日(火)二級基準点

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2015年3月24日(火)右に分かれる道に入る

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2015年3月24日(火)今来た方向を指して金比羅奥の院とあり、名称が確定する
しかし、誰も来ないような場所に指導標って…

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2015年3月24日(火)指導標のある分岐

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2015年3月24日(火)明瞭な踏み跡を下る

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2015年3月24日(火)ボロボロの鳥居と浅間社 ここが西山富士山頂 190m圏峰

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2015年3月24日(火)急坂にはなぜかロープが張ってあり、期待が持てるが

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2015年3月24日(火)こんな荒々しい大岩があり、本家富士山の馬返しのよう…

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2015年3月24日(火)さらに急坂が続くがロープがあるので安全

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2015年3月24日(火)ジグザグに下ると朽ちた鳥居があり、この辺に浅間ノ滝があるはずだが薮が酷くて確認できなかった。

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2015年3月24日(火)朽ちた木橋を渡ると明瞭な踏み跡が出て来て西山林道に出る

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2015年3月24日(火)先ほどまでいた岩を見上げる
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Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

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