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峰(みね)

標高385.3m。阿諏訪川と毛呂川に挟まれた丘陵地帯(越生毛呂山丘陵・長尾根)にある山。
愛宕山のすぐ東に位置しているため、双耳峰のように見える。

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2015年3月23日(月)スカリ山山頂からの愛宕山(左)と峰(右)

山好きの父が名付けた私の名前にも、「峰」と入っているので親しみの持てる山である。(私事ですみません
峰とは山頂のことであるのは周知のとおり。
元々の語源は、ミ(御)・ネ(ナ=大地の転)であるという。

古くは、峰をネと読んでいて、早池峰(ハヤチネ)山のネは峰の古い読み方である。

南アルプス白峰三山の白峰は、シラミネとは読まずシラネと読まれることも古語の名残である。
白峰をシラネと読むのは難しいので、白根の字があてられることもある。

語源を探って、海外の言葉にmineを探してみよう。

インド・ヨーロッパ語族の中にmin-,mon-という語根があって、「突き出る、そびえる、高い、秀でる」という意味である。

昔のローマ帝国の言葉、ラテン語のmirene(突き出る、そびえる)。

英語のeminento(そびえ立った、抜きでた、秀でた、高い)。

日本語のmineは、インド・ヨーロッパ語族のmin-,mon-が語源であるらしい。

min-の変形のmon-から出た語には、山を意味するラテン語mons、フランス語mont、英語mountなどがあり、これらはみな親戚ということになる。

峰という言葉がどのように伝播したのか考える場合、地球規模で考える必要がある。

それにしても、純粋な「峰」という山名になったのはなぜだろうか?
元々古代人たちが単純にmineと呼んでいたものが異文化の影響を受けずに、そのまま残ったということだろう。
謂わば、峰は山名の生きた化石なのである。

今回、それを登山詳細図踏査中に発掘できたことは小さな発見であるが、大きな成果であると思う。
失われゆく古代の地名を後世に残すことも地図の役割の一つだろう。

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2015年3月23日(月)寺跡と云われる苔地蔵のある鞍部から北へ少し進むと、尾根に乗り左が愛宕山で、右の東へ進む。

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2015年3月23日(月)峰山頂 385.3m峰 自然林に囲まれた山であるが展望は無い。

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2015年3月23日(月)中山~愛宕山の道に出る
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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