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観音岳(かんのんだけ)

北向地蔵の北西にある山。410m圏峰。

資料には、北拝沢丸山(きたおがみざわまるやま)とあり、これは毛呂山町での呼び名である。
沢なのか?丸山なのか?よくわからない山名で、資料にも山名についての解説はなされていない。
まずは、北拝沢と丸山に分けて考えてみよう。
丸山の名は、この山の山容から来ているのは一目瞭然だ。

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2015年3月16日(月)奥秩父線81号からの観音岳(北拝沢丸山)

それでは、北拝沢とはどこなのだろう?
北は権現堂北地区の北なので、拝沢だけを考えれば良い。
しかし、オガミザワという沢は南や北には見当たらない。
越上山の南に拝沢があるが、距離が離れ過ぎている。
なんらかの信仰から名付けられた沢名だろうが、これ以上のことは謎なので、今後の研究課題である。

問題は、観音岳の方である。

土山部落の真裏にある山を観音岳とよび、この山の頂上付近の露岩を遠望すると、そこに観音さまのお姿があらわれるといいます。しかしこれには条件があって、そういつでも拝めるというわけではなく、場所は北麓の鎌北付近で時間は朝の特定の数分間、ちょうど斜めに太陽をうけて岩が輝くときだといいますが、これは季節によっても左右され見たという人はそういません。魚津の蜃気楼にも似たむずかしい観音像でありますが、それ故に、とるに足りない藪山に、観音岳という立派な名前がつけられ、山伏行者の修行場にもなったのであります。



と『ものがたり奥武蔵 P64』で書いてあり、P66の略図も410m峰を観音岳としている。
土山部落の真裏にある山というのは、紛れも無く410m峰のことだが、その後の記述で観音像に見える岩がこのピーク付近にないといけないが、それらしい岩は見当たらない。
送電線鉄塔やグリーンラインの開発によって破壊されてしまったのだろうか?

この観音像云々の記述は、どうもスカリ山の東の観音ヶ岳420m峰のことを言っているようだ。
観音ヶ岳については、後で解説しようと思う。
410m峰を観音岳とするのはどうも怪しい感じになって来た。
そもそもこんな至近で似たような山名が二つあるのも、おかしい気がするし…。

現地へ行くと、山名標があったので、疑問に思いつつも観音岳(北拝沢丸山)と表記することにした。
観音岳については、今後更に研究し、様々な方の意見を聞いて検討したい。

410m圏峰からわずかに下ったところに、奥秩父線83号があることを補足しておく。
グリーンラインに出て左へ鋭角に折れる巻道も巡視路で、そのまま進むと北向地蔵から土山やユガテに向かう登山道に出ることができる。
逆コースの場合は、奥秩父線83号の黄標柱を目印に進んで行けば良い。

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2015年3月11日(水)グリーンライン東入口

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2015年3月11日(水)観音岳山頂 410m圏峰

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2015年3月11日(水)観音岳 410m

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2015年3月11日(水)奥秩父線83号

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2015年3月11日(水)奥秩父線83号

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2015年3月11日(水)グリーンライン西入口、右の巻道をたどると、深沢山方面

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2015年3月11日(水)尾根の左へ下る

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2015年3月11日(水)北向地蔵~土山の登山道に出る地点
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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