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坂石山とエゴ辻

7:00~15:30
西吾野駅~坂石山~418m点~三社峠~吾野小~山之神~安曇幹線348号~三社峠~大久保峠~梨本峠~志田~エゴ辻~八徳~吾野駅

今日は、西吾野駅から短いトンネルの上の尾根を直登して、北川左岸尾根に乗ります。
主尾根に乗ると、足下に指導標が落ちておりました。
以前来た時も見たような気がします。

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このルートだと、ほとんど車道歩き無しで高山不動まで行けてしまうという大きなメリットがあります。

410m圏峰は、『ハイキング 81号 P10』奥武蔵高原 宮内敏雄氏の記述によると、坂石山と呼ばれていますが、展望の無い静かな山です。
宮内氏と言えば、著書『奥多摩』が有名ですが、奥武蔵の山についても執筆していたのです。

「尚下ると坂石山(400m)となって東に転じ三社峠(高山峠)、大久保峠、梨本峠などなど低くなって坂石町に臨んで終わっているのである。」
とあり、この記述と地形図を照らし合わせてみると、410m圏峰が該当します。
文中で400mとなっているのは、旧版地形図1:50000では、20m単位の等高線なので、400mまでしか読み取れないためです。
このように、古文献を調べる時は、地形図も古い物で照らし合わせないと正確ではありません。

坂石の由来ですが、芳延、三社の辺りを昔は坂石村と言っていたようです。

「村名の由来は『風土記稿』に「村名の起り土人の説定かならねど、村内を流るる高麗川の中流に巨石ありて、当村と坂石町分との境石なるよし云傳へしより起りて坂石村と云しよし、さらば境石村なるべきを、字訓ともに近似せるによりて誤り来りしにや」と。現在も川の中に家一軒ほどもの巨石があり、小さな祠が祀られている。」

出典:『飯能市史 資料編 Ⅺ P142』

わかりやすく言うと、村境にあった境石が由来で、坂石の字を当てられたということでしょう。

坂石山は、(旧)坂石村の背後にある山ということから、坂石山と呼ばれていたようですが、戦後の混乱の中で忘れられてしまったようです。

登山道と合流して登り、石地蔵のある大峠の手前で指導標に従って、(旧)あじさい館方面へ下ると、立派な祠がありました。

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長沢川沿いの車道を下って、三社峠(みやしろとうげ)を目指します。
三社峠を乗り越して下ると、指導標に従って、民家の脇を通ります。

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吾野小から国道299号線に出て、西武線のところから山之神の鳥居を見て、巡視路を上がると、安曇幹線348号です。
3時間ほど前にたどり着いた場所に再び到着し、これでぐるりと一周したことになります。

三社峠へのトラバース道を使いますが、以前あったはずの指導標は見当たりませんでした。

三社峠も本日二度目、ぐるぐるぐるぐる同じようなところを回っております。

今度は、尾根を登って、大久保峠へ行くと、「大窪峠」と書かれた札がありました。
『飯能市史 資料編 Ⅺ P153』は、大窪となっており、大窪峠の名の方が正名のようです。

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南側は、急斜面で植林が不可能だったようで、雑木林になっており、明るく気持ちが良かったです。

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梨本峠から志田に下って、高山不動への登山道を登ります。
今日は、これが目的だったのです。
前回は、近道じゃない登山道だったので、近道を選びますが、近道というより直登に近い感じです。

エゴ辻から八徳へ下ります。
エゴ辻という名は、宮内氏の記述にもある地名で、現地指導標にも書いてありますが、文字が消えかかっておりました。

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エゴ辻

「嶽ノ越の南、エゴというのは「えぐる」などが転じた語のようである。
『方言辞典』にはエゴを、岩の穴、日当たりのよい山の窪地、小さな谷、狭い小路奥、峯など各地各様であるが、だいたいがえぐられた地形に関係している。

中略

辻というのは文字が示すように「十に交わる道」だが、道がぶつかり合う所も辻ということがあった。
稲夫から嶽ノ越への道と八徳からの道がここで交わる。」

出典:『飯能市史 資料編 Ⅺ P148』

由来は、えぐれた道が交わる所ということになりますが、この場所では、えぐれた道はありません。
八徳(やっとく)へ下るとえぐれた道になります。

八徳川沿いの車道に出ると不動尊の下に男滝がありましたが、遊歩道のようなものはありません。

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男滝

長い車道歩きで、吾野駅へ出ました~。

明日は、天覧山の道を全部終わらせる予定です。
本郷配水所、常盤平、谷津田周辺の道を踏査します。
時間が余れば、宮沢湖の道を終わらせて、聖天院に抜けたいです。
宮沢湖から聖天院を示す指導標があったんで…。
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

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