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ににん が く?

姥神の近くで、ニニ九沢という面白い名前の沢を見つけました。

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これはもう明らかに当て字なのが明確ですね~。

中央線沿線の醍醐丸の方にもニニク沢ってのがありましたね。
意味がさっぱりでしたけど、ここで解明してみましょう。

まずは読み方ですが、ここのニニ九沢は、ニニクとは読まず、ニフクザワと読みます。

もうこれで当て字だっていうのはまるわかりです。

文字を分解すると、ニ・フクかニフ・クになりますが、前者の方が意味が出て来るようです。

「ニ」は赤土、粘土のことで、ハニ(埴)のニにも繋がるようで、ニタのニにも関係していると思われます。

フクは、福で美称(縁起)地名か~?
と思いきや、そう簡単ではありません。

フケ(沮)の転で湿地の意味なのです。

というわけで、ニニ九沢は、粘土質で湿地のある沢という意味になります。

醍醐丸の方のニニク沢もニンニクが生えてたとかじゃなくて、ニフクにニニ九が当て字され、ニニクと読まれるようになったようで、同じ意味だろうと思います。
ここでようやく、ニニク沢の謎が解明できました。
わからないことも、いつかひょんなことから解明できてしまうことがあるんですよね。

地名って奥が深いですね~。

【追記】

『地図で歩く秩父路 飯野よりじ 著 さきたま出版会 P178』に「元の沢名は「田坂沢」と呼んでいたが、昭和22年9月の台風で沢が氾濫し、死者を出す大災害を引き起こした。
この惨事を忘れぬため今の沢名に改めた。」

とあり、おそらく、醍醐丸のニニク沢も同じ由来と思われます。
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池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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