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スルギから前坂 2015.1.25

いくつかのコブを捲いて行くと、明るいピークの430m圏峰に達して、六ツ石ノ頭という山名標がありました。

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手前に岩場いくつかありましたが、どの岩が六ツ石なのか不明です。

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雑木で明るく気持ち良い道を歩いて、鞍部から登ると堂平山への道が分かれる場所になり、手製道標がありました。
南(へ向かうと)堂平山と書かれておりますが、ここが南堂平山という意味ではなく、南へ行くと堂平山という意味です。
その間違いを正すために、文字が訂正されております。
位置的にも、ここは堂平山の北になるので、南堂平山の名称は明らかな間違いとわかります。

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途中の分岐から登山道をはずれて右へ行くと、532m高反山(たかそりやま)があります。
高ソーリヤツの源頭にあたるためにその名があるようです。

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ソーリ、ソリは、沢(さわ)が転訛した呼び名で、ヤツは谷戸(やと)=谷と窪の中間の規模の沢が転訛した呼び名です。
大高沢入(おおたかさわいり)、小高沢入(こだかざわいり)の名も見受けられます。

雑木で明るく気持ち良い尾根になり、この辺りが、スルギ周辺で一番魅力ある場所です。
522.0m三等三角点、点名:吾野は、狭いピークですが、明るい山頂です。
手製道標には、栃谷の頭とありますが、便宜的に付けられた仮称と思われます。
栃屋谷(とちやがい・とちやがや)の地名は南にありますが、栃谷は周囲に見当たりません。

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『ものがたり奥武蔵』では、四本松としておりますが、現在四本の松は見当たらず、地名だけが残っているようです。
石灰岩採掘場を見下ろし、ロープの張られた急坂を下ります。
左の北側が切れ落ちているので、要注意です。

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墓地に出ると、寒場久保、栃屋谷、中沢へ下る道が分かれております。
なぜこのような高地に墓地を作ったのでしょうか?

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地蔵尊を見ると、石灰岩採掘場で寸断された道が分かれております。

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林道に出ると、キワダ坂と思われる場所に出て、石祠があります。
芳延や岩殿観音へ向かう道が分かれていたようですが、どちらも石灰岩採掘場によって、道が寸断されているようです。
詳しくはこちら⇒キワダ坂

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(キワダ坂)

林道を進むと、一軒家の手前に指導標があり、ここから再び山道です。

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いくつか指導標を見ると、四日前に通過した前坂(まえざか)に到着です。

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吾野方面へ下り、指導標から登山道をはずれて、419m点へ行きました。

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(419m点)

バリエーションルートが、東に向かってますが、すぐに林道に出てしまうようなので、北に進みますが、踏み跡はほとんどありません。
館があったと思われる平坦地を過ぎ、大岩のある鞍部からは、明瞭な踏み跡が出て来ます。
おそらく登山道からの踏み跡でしょう。
再踏査の必要がありそうです。
堀切跡の上に大岩があり、戦時はここから矢を射たものと思われます。

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(堀切跡の上の大岩)

354m点の本丸と思われるりゅうがい山に到着です。

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(りゅうがい山)

『新編武蔵風土記稿』に載っていますが、城にまつわる興亡史はありません。
鎌倉時代に築かれた小規模な山城または物見台だったようです。
りゅうがい山は、先日踏査した妻沢にも龍谷山があり、要害が訛って「りゅうがい」になったようで、城跡なのはどちらも共通しております。

北に下ると、館跡とされる平坦地に着き、大岩に祠がありました。

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戦の無い平時は、ここに駐屯していたと思われ、戦時は、ここから山を駆け上って、りゅうがい山に立て籠もったものと思われますが、果たして戦があったのかどうか…。
興亡史が無いということは、使われないまま放棄されたような気がします。

ここからは、眺めの良い場所に出て、西武線によって道が寸断されておりました。
吾野湧水に出てから吾野駅へ向かいました。

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今回は、Wさんが同行してくださいました。
ありがとうございます。
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Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

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