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深沢山西峰(ふかざわやませいほう)

標高313.2m 四等三角点 点名:深沢 深沢谷左岸、愛宕山の北にある山。飯能市。

深沢は平戸と白子の境を南流する奥深い沢。
深沢谷の川向うが平戸の深沢、その北は虎秀の深沢、入り組んでいる。
白子側は深沢谷をはじめ深沢谷を冠した4字(あざ)である。
すでにあげたが天正7年の文書に深沢がある。

滝坂は西光院の下の沢を登る道で寺の下に小さな滝が見られる。

後山は西光院の後山。
ショウジ渕は西光院登り口に近く流れのふちに精進場があった。
なおショウジは立岩などを障子にみたてたということもある。

鍛冶太郎は沢に沿った平で、今は林になっているが、住居があったとみられる場所の下に、小さな水田跡と思われるところさえある。
今は人気の全くない深沢のまた奥地だが、鍛冶の太郎さんがトンテンカンと農具や刀を鍛えていたのであろう。
この鍛冶屋の前を登って行けば毛呂山町土山から同町権現堂に出る。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P87』

西光院の少し西の沢の出合が旧虎秀村 深沢・旧平戸村 深沢と境を接する旧白子村 深沢谷である。
旧白子村 深沢谷は、深沢谷を含めて5字に分れており、西光院付近が深沢の中心地であろう。

深沢谷の谷筋は、スカリ山直下まで長々と奥深く食い込んでおり、これが深沢の由来である。
深沢山は、深沢の東に位置する顕著な山として名付けられ、西峰と東峰の二峰に分れている。
西光院から北向地蔵(土山峠)に向かう道は、地元の方に古道と教えられたが、今は歩く人がほとんどいないという。
『飯能市史資料編Ⅺ』により、滝坂の名があることを後で知った。
この道は分岐にある倒木のために迷いに迷って、ようやく探し当てた古道であり、思い出深い道である。

鍛冶太郎経由の古道は、沢山峠西側の道だが、途中で道形が消えており、すでに廃道になっていたのが残念だ。
なんとか歩き通したが、あわや遭難?という事態にもなったほどなので、安易に入り込まない方が良い。

深沢山西峰分岐にある指導標に、白子・平戸地区の文字があり、道を探してみると、平戸方面は急坂であるものの、下部が巡視路になっており、白子・平戸に出られるが、西光院方面は、難易度が高い熟達者向きの道である。


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2015年3月16日(月)深沢山南部の難所

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2015年3月16日(月)古い手製道標(文字が消えている)

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2015年3月16日(月)トラロープと手製道標が新たに設置された

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2015年3月16日(月)深沢山西峰分岐

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2015年3月16日(月)手製道標

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2015年3月16日(月)公的指導標

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2015年3月16日(月)深沢山西峰山頂

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2015年3月16日(月)深沢山西峰山名標

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2015年3月17日(火)西光院南西の分岐に指導標が立てられる

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2015年3月17日(火)ニスを塗って完成!

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2015年3月17日(火)西光院(滝坂入口)

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2015年3月17日(火)滝坂

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2015年3月17日(火)わかりにくい倒木の分岐(滝坂)

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2015年3月17日(火)ショウジ渕・精進場

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2015年3月17日(火)沢山峠分岐(鍛冶太郎の古道入口)

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2015年3月17日(火)鍛冶太郎の古道

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2015年3月17日(火)鍛冶太郎の古道

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2015年3月17日(火)次第に道が荒れてくる

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2015年3月17日(火)倒木を越える

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2015年3月17日(火)苔蒸した大岩を過ぎる

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2015年3月17日(火)わずかに残る道形

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2015年3月17日(火)どこを歩けと…?

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2015年3月17日(火)出合で踏み跡消失

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2015年3月17日(火)完全に歩けなくなり、この後、倒木と薮と崖を進むようになり遭難しかける

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2015年3月17日(火)上に登ってようやく踏み跡らしき道形を見つけて安心する

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2015年3月17日(火)沢山峠の手製道標には、確かに×してあり、この通り歩いてはいけない廃道。
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水晶山(すいしょうやま)

標高250m。 ヘバラ谷右岸、愛宕山の北にある山。飯能市。

東がヘバラ谷(ヤツ)ニテノ久保、北西が平山谷(ヒラヤマヤツ)岩穴、南西が平山谷池田の三つの小字が交わる山頂。
いずれも旧白子村である。

由来のヒントとなる地名は、平山谷岩穴で、水晶を産出していた坑口があったのではないだろうか。
さらに北にはヘバラ谷水穴という名もある。
西の平山谷明王入は、屋敷跡でそこの氏神が明王様だったといい、平山谷岩穴と合わせて詳しく探索してみたい地域である。

山頂は植林に囲まれた展望の無い小ピークで、初めてこの山を訪れた時は、なぜこんな小山に水晶山の名があるのか?と驚いてしまった。

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2015年3月16日(月) 水晶山山頂

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2015年3月16日(月) 水晶山山名標

愛宕山(あたごやま)

標高250m。 高麗川左岸、釜戸山の北にある山。飯能市。
別名:後山・白子山・白子富士

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2015年3月16日(月) 武蔵横手駅付近からの愛宕山

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2015年3月16日(月) 長念寺の東の踏切付近からの愛宕山

後山 ウシロヤマ

長念寺の後ろ山。
山頂に愛宕神社がある。

『飯能市史 資料編 Ⅺ P87』

奥武蔵登山詳細図範囲内で、同名の山が7座あるうちの一つ。
西が旧白子村 後山、東が旧白子村 ヘバラ谷ツスズクボの境界にある山で、愛宕神社が祀られていることから愛宕山と呼ばれるようになった。
また長念寺の後ろの山なので、後山の別名もあり、その他、旧白子村を代表する山なので、白子山、山容が富士山に似ているので、白子富士の別名もある。

『飯能市史』では、白子の由来を「高麗川の洲浜が太陽のもとで白く輝いていることにようろか」としているが、新羅(シラギ)⇒新楽木(シラキ)⇒白子(シラコ)と転訛したと考えられるので、新羅からの渡来人が住み着いた地が由来と思われる。
その証拠に、新羅ゆかりの白髭神社が長念寺の西にある。

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2015年3月16日(月) 愛宕山山頂

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2015年3月16日(月) 愛宕山山名標

橋本山(はしもとやま)

標高320.2m。 虎秀川左岸、虎秀山の東にある山。飯能市。

橋本、橋場などすでに見た。
『郡村誌』は「橋本橋 沢口橋の上に架す長三間巾五尺木造」とす。
屋号もある。



『飯能市史 資料編 Ⅺ P93』

西が旧虎秀村 橋本で、東が旧虎秀村 深沢でその境界にある山。
橋の近くを橋本と言い、郡村誌によれば、木造の橋本橋と沢口橋があったようだが現在その橋名は見当たらない。
辞典によれば、丘の端の下(もと)で橋本と呼ぶ場合もあり、こちらの可能性も高い。

橋本山の東に女坂の巻道があり、山頂からは低山にしては珍しく展望が良いが、私との相性が悪いのか晴れたことが無く、まだ展望を拝んだことが無い。

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2015年3月20日(金) 橋本山山頂

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2015年3月20日(金) 橋本山山名標

雨乞塚(あまごいづか)

標高288.8m。 虎秀川左岸、虎秀山の東にある山。飯能市。

アマゴヒ

夏の日照りに農民が水を欲して行う祭りである。

『山ことば辞典 岩科小一郎 著 P4』

『飯能市史 資料編 Ⅺ P92』によると、南が旧虎秀村 田中で北が旧虎秀村 橋本となっている山。
かつてはここで雨乞の神事が行われていて、奥武蔵では山よりも小さなピークを~塚と呼んだ。
虎秀やまめクラブが発行している『虎秀ものがたり絵図』に山名が書いてあり、それによると近くを通る古道飛脚道は、「昔、緊急連絡道として使用されていた裏道(飛脚道)と言われていたのをハイキングコースに整備された山道である。
尚、維新戦争時、彰義隊振武軍最後の戦いの場、能仁寺(飯能戦争)で敗れた兵士がこの道を通って新田の農家で食事を乞い越生方面に逃れたが逃げ切れなかったといわれている。」と悲話が伝わっている。

踏査時、虎秀川沿いをコロコロしていると、古道飛脚道を整備した虎秀やまめクラブの方に出会い、色々な話をうかがった。
雨乞塚から西へ行く人が多く、麓の民家の方が迷惑をしているとのことだったので、地図でも通行禁止と表記した。
間違って入り込まないよう注意してもらいたい。


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2015年3月20日(金) 雨乞塚山頂

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2015年3月20日(金) 雨乞塚山名標

合同踏査に参加!

2016年10月25日(火)
大地バス停~都留線139号~三本杉山~甚之函山~旧大地峠~新大地峠~金山峠~金山神社~日影沢金鉱跡~金山峠~デン笠~金ピラ山~桜井峠~桜井バス停

上野原で踏査メンバーと合流し、大地で世話人さんたちと合流し、打ち合わせの後、それぞれの担当地域へ踏査へ出かけました。
我々の担当になったのは、三本杉山からデン笠にかけてです。
渡された白地図に従って、踏査開始!
まずは、送電線鉄塔を目指します。
入口がちょっと草が生えていて、マイナーな雰囲気です。
送電線鉄塔までは、なんとか行けましたがそこから先がシノヤブです。
Tさんの先導でなんとか進むと、ヤブは短い区間でした。

その後、枝が散乱する急登で、喘ぎつつ登ります。
途中で、鳥井立の展望が広がったのは良かったです。

林業関係者に遭遇し、「すごいところを登って来たね、俺たちも使わない道だよ」と言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら…。
山仕事のプロが舌を巻くほどの道なので、上級者向きです。

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巡視路入口

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都留線139号からシノヤブ

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鳥井立が見える

別の尾根に出ると、そこには良い道が上がって来ており、これは別の日に再踏査しなければならないでしょう。
大地峠を過ぎて金山峠で昼食。
なんか、パラパラと嫌な音がしてきたので、早々に出発。
ここから3人が別れて踏査。
私は、久しぶりに金山神社へ。

ジグザグに下るところは以前歩いた時は怪しかったのですが、今は道標やマーキングが増えております。
ロープは、最近付けられたもののようで、その先が崩壊気味でかなり悪い状態です。
数年前の大雪で荒れてしまったようです。

日影沢金鉱跡の道標を見つけると、Hさんから電話がかかって来て、阿夫利山の踏査が終わったとのこと。
はえ~。
こちらはまだまだ2時間はかかりそうだよ。
金山神社へ出ると、日影沢金鉱跡の大きな標示があり、びっくり。
以前はこんなものなかったよなあ。
それで、日影沢金鉱跡へ行くと、沢の中に大きな穴が開いており、かがめば入れそうですが、落盤とかが怖いのでやめておきます。
閉鎖されていない、金鉱跡なんて珍しいですよ。

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ロープのある荒れた道

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日影沢金鉱跡

デン笠、金ピラ山からはけっこう急な下りで、469m峰の手前で右に分れる道があったので、入ってみたら途中から薮でした。
踏み跡はしっかりしていたので、先行していたTさんによると、送電線鉄塔から農道に出て歩けるのだそうです。
雨で濡れた薮をこぐ気にはなれないので引き返すと、土塁のような盛土が点々としております。
畑の跡でしょうか?
それにしては狭いです。

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またシノヤブ

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土塁?

鞍部へ戻って、尾根上を進みますが、あまり踏まれていない感じで、以前歩いた時よりも荒廃が進んでおりました。
ここは熟達者向きでしょう。
以前、迷いに迷った469m峰は北側を巻く踏み跡があり、すんなり通過してしまい、あんぐり…。
なんで、この道を見つけられなかったのでしょう?
左後方から金山方面へ行く踏み跡を発見。
桜井峠の峠道と推測しておりますが、歩いてみなければわかりません。

桜井峠は、害獣避けの柵が張り巡らされており、ここは以前も苦労した所です。
ゲートへ直接下る道は急なので、右から迂回して柵沿いに進みます。

ゲートを開けようとしましたが、重くてなかなか開かず苦労しました。

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桜井峠

雨だし、踏査が終わった人もいるので、一古沢は次の宿題として、桜井峠で切り上げて車で回収されました。
拠点となっている中央館では、ロードメジャー勢ぞろい。
傷むところが大体一緒なのを見て苦笑してしまいました。
ひとつだけ仲間はずれがおりますね~。(笑)

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ロードメジャー勢ぞろい

というわけで、三本杉山と一古沢は近々また行かねばなりません。
明日は夜勤なので、豚肉を200g食べて、サラダも食べて、重労働に備えます。

好展望の1161m峰

2016年10月24日(月)
宝鉱山バス停~都留線35・34・33・32号~1161m峰~からかさ岩分岐~本社ヶ丸~本社ヶ丸北尾根~西群馬幹線218・217・216号~東山梨変電所~笹子駅

日勤明けは、宝鉱山へ。
11月1日から時刻が変更になり、都留市発9:40⇒9:45と5分ほど遅くなり、その他も若干変更があるようです。

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11月1日から時刻変更

まずは、ケイゴヤ橋を渡ってすぐ右の巡視路へ入りますと、水道施設があり、右に大幡川に下る木段があるのでそれを下ります。
マーキングが川沿いに点々としておりますが、無視して飛び石伝いに渡りますが、水量が多く難しいです。

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ここを下って徒渉

左岸に沿う良い道を進むと、右に道が分かれ、すぐまた分岐。
直進は、沢を渡ってからかさ岩への道へ繋がっておりました。

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右折

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左 1161m峰へ 右 からかさ岩方面

壁のような灌木に囲まれた巡視路を登って行くと、都留線35・34・33・32号となり、32号からは下っているようなので、ここから尾根へと取り付きます。
ピンクのマーキングがあるので、進みましたが、薮が出て来たので引き返し、33号まで戻って、尾根上の踏み跡を探しますが灌木の藪がすごくて、見つかりません。
おそらく、送電線の切明けに生えて来た灌木なのでしょう。
密度が濃くてやっかいです。
結局、32号に再びやって来て、マーキングから入ります。
薮ですが、踏み跡があるようです。
ススキをかき分けつつ、足探りで踏み跡を見つけながら進むと恩石標132号が出て来て、そこからは薮から開放され一安心。

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都留線32号からここに入る

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薮がすごいけど、短い距離

尾根上の踏み跡は薄くて途切れ途切れなので上級者向きです。
1161m峰の手前では、大型機械(発動機?)が放置されていて、びっくりです。
いったいどうやってここまで運んだのでしょうか?
滑車が落ちていたので、大昔の伐採で使われたようですが…。

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大型機械、どうやって持って来たの?

伐採跡の二次林が育ちつつある場所に飛び出ると、1161m峰で、三ツ峠~本社ヶ丸~鶴ヶ鳥屋山の大展望が広がり、久々に感動します。
ここは、また来たい場所です。
本社ヶ丸は、はるか彼方の高みで雲の中~。
ここからガレ場となり、踏み跡は二つのコブの左を巻いております。
他とは違う独特の雰囲気があり、ちょっとしたアルペンムードを楽しみます。
大岩を見ると、灌木の藪が激しくなり、歩きにくくなりますが、短い距離でした。
手製道標でからかさ岩からの道に出れば、本社ヶ丸まではわずかです。
本社ヶ丸山頂周辺は、紅葉が始まっており、流れる雲で高山にいるかと錯覚してしまいました。

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1161m峰から都留線を見下ろす

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三ツ峠方面の紅葉

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ガレ場を進む

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色づきを愛でながら登る

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本社ヶ丸山頂から清八山方面

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本社ヶ丸の紅葉

この前も下った北尾根を下り、黄プラ杭から左の道へ。
最初は灌木の藪がうるさいですが、次第に歩きやすい尾根になり、左から林道が接続しますが、そのまま植林の中を進むと西群馬幹線218号となります。
217号は少し左にあり、216号の近くを下ると、東山梨変電所前の巡視路入口に出ました。
こんなとこに出るのか~!

追分のしらかばに立ち寄ると、薪ストーブが炊かれており、暑いくらい。
和風チキンガーリックステーキ定食という長くて言いにくい定食を注文すると、「はい?」と主人が怪訝な顔をしたので、もう一度注文を言い直しました。
和風チキンガーリックステーキって長くて言いにくいですよ!(笑)
チキステでいいのでは~?
タレを御飯にかけて食べたら最高でした!

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色づく北尾根

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西群馬幹線218号への尾根

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送電線鉄塔群

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ここに出る

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和風チキンガーリックステーキ定食 830円

明日は、甲斐郡内東編の合同踏査です。
起きられるかな~?
遅刻したらゴメ~ン

オキ山から鶴ヶ鳥屋山

2016年10月19日(水)
笹子駅~大勝線47号巡視路往復~大勝線46号・オキ山~葛野川線28号~黒野田林道~鶴ヶ鳥屋山~黒野田林道~990m峰~藤島橋~首塚~唐沢橋~初狩駅

夜勤明けということで、短めの踏査に出かけます。
予定では、笹子駅から葛野川線28号の尾根、黒野田林道を歩いて唐沢橋へ出る予定。
平日の早朝なので、電車から降りたハイカーはゼロ、船橋沢方面へ向かいます。
クマ出没の注意看板も以前は半信半疑でしたが、この上の尾根で実際に遭遇してしまったので、今は猛烈に信じております。
熊鈴を装着してから、遭遇しなくなったので、効果はあるようです。
熊に襲われて治療費に8万円(3割負担)かかったことを考えれば、熊鈴500円程度は安いものです。
追加で買って、もっとジャラジャラ鳴らそうかとも思います。

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この辺りは本当にヤバイ!

最初の大勝線47号巡視路入口は以前踏査したので、そのまま素通りし、祠の並ぶ曲がり角で、笹一酒造へ下る道を確認しましたが、あまり歩かれていない感じです。
施設の脇に立つ白標柱から大勝線47号巡視路へ入ります。
ほぼ一直線の道で、以前踏査した巡視路にぶつかり、引き返します。
今回歩いた船橋沢寄りの巡視路の方が道も明瞭でわかりやすいですね。

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大勝線47号巡視路入口(47号へはこちらの方がわかりやすい)

船橋沢を渡ってカーブしたら、大勝線46号巡視路入口があるのでここから入ります。
ジグザグの急登で、けっこう苦しく、地形図破線路とはルートが違うようです。
尾根に乗ると、視界が明るくなって、ちょっぴり感動!
薮山かと思っていたオキ山は、大勝線46号のおかげで、展望のある山でした。
トバ(手前)の反対でオキは奥のことですけど、甲州街道からは近い位置にあります。
鶴ヶ鳥屋山からオキという意味でしょうか。四等三角点があります。

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大勝線46号巡視路入口

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いきなりの展望で感動

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大勝線46号・オキ山山頂

オキ山から葛野川線28号を目指して尾根上歩きますが、なかなか雰囲気の良い尾根です。
両側が広葉樹林だといいっすね~。
急登や岩場もありますが、迂回路があります。
下りの場合に尾根をそのまま下らないよう注意が必要です。
葛野川線28号は芝生が広がり、お弁当を広げたくなりますが、送電線鉄塔の下。
なんだか葛野川線ってどこも同じような感じがするのは気のせいでしょうか。

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岩場

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皮が剝けて白くなった木

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葛野川線28号

黒野田林道に出たらそのまま林道を進んで、鶴ヶ鳥屋山を巻く予定でしたが、赤テープを見つけてしまいました~。
これは調べないわけにはいかないですね~。
現地では、こういう発見も多々あるので、なかなか予定通りに行きません。
踏み跡が不明瞭な場所もありますが、尾根筋をはずさなければ大丈夫です。
要所には赤(黄黒)テープもあります。
それにしても、この辺りはかなり雰囲気が良いですね~。
雲の中に入ったのか、辺りは霧が立ち込め、幻想的ですが熊が出ないか心配…。

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黒野田林道からの鶴ヶ鳥屋山入口

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見事な林相

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尾根分岐

登山道に出ると、ブナの大木がある場所で、マーキングもありましたが、以前踏査した時はまったく気が付きませんでした。
その気にならないと見つけられないということでしょうね。
鶴ヶ鳥屋山からは富士山が見えないので、素通りします。
足下が濡れているので、何度か滑りました。
この前も書きましたが、死亡事故が発生している場所ですので、油断は禁物です。

それにしても黒野田林道に出る手前の道は、細くて最近作られたような感じです。
ふと見上げると、古いトラロープの張られた道を発見!
ザックをデポして行ってみると、倒木で道が塞がれており行き止まり、迂回は斜面が急なので危険です。
数年前の大雪で倒れたのでしょうか?

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この道は?

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倒木で行き止まり

階段手前の倒木も迂回が大変で危険なので、早く撤去して欲しいものです。
左から迂回したら階段に出る手前が崩れやすくて怖かったです。
右から迂回した方がいいようです。

黒野田林道に出て、指導標から唐沢橋を目指します。
不明瞭な場所もありますが、すぐ下に赤テープがありましたよ。
なだらかな尾根が続き、足腰に優しい尾根です。

指導標が出て来ると右に曲がりますが、この指導標は凝った造作で、ほれぼれしてしまいます。
ピーク上は、松の幼木だらけですよ、どうしてこうなったんでしょうか?
ちょっと薮があって、わかりにくいところもあります。

林道に出ると、左が下っているので、左へ行きそうになってしまいますが、右の方へ登ります。
そういえば、以前プライベートで来た時も迷ったっけなあ。

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松の大木

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凝った造作の指導標

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松だらけ~

林道の分岐も指導標が無いので注意が必要です。
危うく直進しそうになっておりました。
首塚の指導標を見つけたので行ってみると、立派な石碑が立っており、碑記によると勝頼を裏切った小山田信茂の首がここに葬られたとのこと。
昔は瑞龍庵というお寺がありましたが、明治40年の大水害で流されてしまったというようなことが書いてあります。
その大水害は、信茂の祟りだったのでしょうか。
想像すると恐ろしい…。
藤島橋にある堰堤は、大水害があったので作られたようです。

橋名も「ふじしまはし」となっており出水が無いことを祈願しております。
「ばし」だと濁点が濁り水⇒出水につながるので、「はし」と書かれるのが普通です。
近年は、そんな迷信を信じなくなったのか、「~ばし」が増えましたが、この辺りは「はし」で統一されておりホッとしました。

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ふじしまはし

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からさわはし

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みやばらはし

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首塚

スイッチバックの名残りの引き込み線を眺めつつ、鶴ヶ鳥屋山方面からの別の道を合わせて初狩駅に到着しました~。

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引き込み線脇を通る、正面は高川山

古道復活!!!

2016年10月12日(水)
宝鉱山バス停~大幡八丁峠~清八山~清八峠~本社ヶ丸~本社ヶ丸東峰~1245m点~西群馬幹線220号~黒野田林道~笹子駅

以前の踏査で、大幡八丁峠を訪れた時に、真新しい指導標が設置されていて、そこに高畑経由都留市街と書いてあり、驚きました。
地形図破線路にある古い峠道なのですが、だいぶ前に歩いた時は、途中の道形が不明瞭で廃道状態だったからです。
もしや、廃道を再整備したのかな?
今回は、廃道状態だった峠道のようすを探りに出かけて、下山は本社ヶ丸北尾根を下ります。

大月駅で富士急行に乗ると、2012年に復活した懐かしの京王線色5000系に乗り込みます。
この車両が新宿~京王八王子間の満員の通勤電車だったことを考えると、感慨深いものがあります。

昔の車両は、ATSっていう自動制御装置が無かったんで、車内から前方を見ることができたのです。
富士急は、前方に富士山が見えるので、まさにうってつけの車両です。
大人げないけど、一番前に陣取って、運転士気分を味わいます。

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2012年に復活した京王線色5000系

平日のみ運行の都留市発9:40の宝鉱山行に乗り終点下車。
朝は寒かったけど、この時間はもう暑いです。

巡視路の入口では車が止まっていて、作業着姿の点検員が出発の準備をしており、熊鈴もジャラジャラ鳴らしております。
やっぱりこの辺りは出るんですね~。
私も先週から、チリンチリン鳴らしながら歩いております。

巡視路・大幡八丁峠の指導標が立つ分岐までは、踏査済でここから大幡八丁峠目指して踏査に入って行きます。

しばらく歩くと、道幅が狭いトラバース道で崩壊気味のため慎重に進みますが、以前歩いた時よりは良くなっている気がします。

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巡視路・大幡八丁峠分岐

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崩壊気味のトラバース道

大幡八丁峠川を渡る⇒という指導標がぶら下がっておりますが、すでに道が川になっております。
増水して流路が変わった模様です。
岩が滑りやすいので、慎重に進みますが、これは悪路です。
指導標が設置されておりますが、熟達者向きルートです。
以前もこの辺りは苦労した記憶があります。

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川を渡れと言われても道が川に…

左岸に渡って、右上に大岩を見上げ、迫力のある連瀑帯の脇を登ります。
ここも以前より歩きやすくなった感じです。

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迫力の連瀑帯の脇を登る

大ケヤキのある場所は、造林小屋でもあったような平坦地があり、ここからジグザグに高度を上げます。
以前迷い込んだ沢沿いの道は、横木が積み重なり行けないようになっており愕然としました。
やっぱりここで右が正解だったのか~。

しばらくは、地形図破線路の通りに尾根を登って行きますが、途中から地形図破線路の尾根を外れてトラバースして行きます。
この道も以前、探し回って見つけていましたが、薮が酷かった道です。
今はすっかり歩きやすくなり、あの時の苦労が嘘のようです。

ケルンや白ペンキの目印も以前は無く、とてもわかりにくく、何度も迷いました。
地形図破線路をたどったのですが、道は無く、地形図破線路は間違いだと気づいたのです。

あの時、何度も間違えながらようやく峠道にたどり着いた時は、かなり嬉しかったのですが、今は道も整備されマーキングもあちこちにあって、かなりわかりやすくなっております。
こういう形で古い峠道が再生されるのは大変喜ばしいことです。

指導標から沢を離れて、尾根を絡みつつジグザグに登って行き、大幡八丁峠に到着です。

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大ケヤキからジグザグに

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目印のケルン

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涸れ沢に出る

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新たに設置された指導標

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大幡八丁峠

清八山からの富士山は残念ながら雲の中。
富士急からは見えていたんですけどね~。
本社ヶ丸からは、雲取山や南アルプスが見えました。
天気が悪いのは南の方です。

鶴ヶ鳥屋山方面へ歩いて、鳥獣保護区が北尾根入口ですが、道形不明瞭です。
猪が地面をほじくりかえしており、さらに踏み跡がわかりにくいです。

でもしばらく下ると、マーキングがチラホラ出て来ます。
矢印で右へ曲がって下ると、左に大岩が見えたので、直進していたら行き止まりでした。
この尾根は以前も歩いたことがあり、ここは覚えております。

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鳥獣保護区が北尾根入口

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矢印で右へ

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明るい北尾根を下る

ところどころ道形が不明瞭で、赤丸を頼りに歩きます。
危険な場所はありませんが、踏み跡がはっきりしないので、このルートは上級者向きでしょか。
1245m点を過ぎて、最初の黄杭で左へ西群馬幹線218号への道を分けますが、これは宿題です。
右へ折れて、下りますが灌木の藪がうるさいです。

送電線鉄塔を右下に見ると、道形へ不明瞭になりますが、尾根上を下り、右後方から巡視路を合わせ、西群馬幹線220号へ寄り道します。
上の方へ行くと、笹子雁ヶ腹摺山などの眺めが良く一休みしたくなります。

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分岐の黄杭

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巡視路に合流

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西群馬幹線から葛野川線が分岐

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西群馬幹線220号からは眺めが良い

ここからは歩きやすい巡視路となり、目に鮮やかな白樺林を歩きます。
左隣の尾根の方が白樺林が多く、『子どもといっしょに遊べる山』でも紹介されております。

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白樺林を歩く

白樺林を歩いた後は、しらかばで夕食ですよ!(笑)
このお店は揚げ物がうまいので、カツカレーを注文。
漫画ゴラクを読んでいたら、浅川食堂らしき店が出てたけど、ちょっとおもしろおかしく書いてありましたね。
トラック野郎の愛読書は、漫画ゴラクかな?

カレーは昔懐かしい昭和の定食屋のカレーで、甲州ぶどうがデザートで付いて来たのが嬉しいです。

受付のメニューに季節限定のきのこうどんがありました。
今度はこれを食べてみようかな…。

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しらかば メニュー(一部)

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カツカレー880円

庭洞山

2016年10月7日(金)
笹子駅~稲村神社~大勝線52号~大勝線53号~大勝線52号~西群馬幹線213号~西群馬幹線214号~杣徑探索~黒野田林道~庭洞山~笹子駅

前回、899m峰の東のコブでルートミスで行けなかった稲村神社から登りま~す。
稲村神社を訪れるのも、久方ぶりで本社ヶ丸へはここの前を通って登ったものです。
でも今はリニアのトンネル残土置き場になってしまい、道は通行止になり、遠回りをさせられるようになってしまいました。
通行止地点へ行くと、巨大な堰堤ができており、そこから本社ヶ丸を仰ぎ見ます。
昔はこの道を通ったんですけどね~。

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通行止の旧道から本社ヶ丸を仰ぎ見る

稲村神社へ戻ったら、神楽殿と拝殿の間から登ります。
文字が擦れた指導標と白標柱が出て来て、急登の後大勝線52号となります。

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神楽殿と拝殿の間から登る

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大勝線52号

西へ下る踏み跡を発見し、下ってみることにしました。
文字通り水の涸れているカラ沢を渡る地点は木橋が真っ二つになっていて、土砂に埋まっております。
一体何があったのでしょうか?

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木橋は落ちている

ここから道が不明瞭で迷いましたが、すぐ上に林道が見えたので、やや上流へ進むと林道に出られます。
なんと、前回倒木を跨ぎながら下った道とは別の道があるようです。
歩きやすい巡視路でジグザグに登って行くと、大勝線53号でさわやかな空気が気持ち良いです。
良い道を見つけることができ、まずまずの収穫がありました。

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林道に出て大勝線53号へ

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大勝線53号

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西側(新田方面)の眺め

大勝線52号まで戻って、899m峰を目指します。
間違えた東のコブは、油断していると間違えてしまうのも無理は無いなと思います。
ルートミスした方の尾根の方が広くて歩きやすそうなんだもん。

西群馬幹線213号で、庭洞山を眺めると、山らしい風格は感じられません、甲州街道から眺めると形の良い山なんですけどね。
少し下ると、巡視路分岐で大沢山への尾根道と分かれて左へ下ります。

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西群馬幹線213号からの庭洞山

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巡視路分岐

多少不明瞭な箇所もありますが、プラ製階段があるので、迷いません。
白標柱の立つ場所で右へ曲ると、見覚えのある場所に出ました。
右には黄テープが見えております。
こんなとこに出るのか~!
来し方を見ても、遠くに白標柱が見えるだけで、かなりわかりにくい分岐です。
これでは前回気づかなかったのも無理はありません。
前回ほんとは、213号に行きたかったんですけど、214号に行ってしまったんですよね。
どうせなら、この分岐に白標柱を立ててくれればいいのになあ。

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どうでもいい場所に白標柱がある

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左:車道から笹子駅 右:西群馬幹線214号

西群馬幹線214号へ上がり、尾根を急登するとトラバース道に出ます。
右へ少し行くと、左後方へ道が分かれますので今回はこの道を探索します。
直進は前回行って、薮で行き止まりでした~。

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右上の杣徑に入ってみる

大きくジグザグを切って、徐々に高度を上げます。
植林のための杣徑なので、なかなか高度が上がらず距離だけが延々と長い感じです。

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なかなか良い道

1059m点の下を通過すると、急に道が悪くなり、行き止まりとなりました。
大沢山への尾根道には、接続しておりません!
なんじゃこの道は~?

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ここで行き止まり

林業関係者から聞いたところによると、作業径路(杣徑)は登山者が間違えて入り込まないように、わざと登山道の手前までしか道を作らないそうです。
ここがまさにそうです。
これでは、利用価値がありません。
戻って、北側を探索しようとしましたが、薮がすごそうだし、また行き止まりだったらさすがに萎えるので、214号へ戻って、奥野沢川へ出ます。
あまり踏まれていない道なので、不安になりますが、右の溝状の涸れ沢に沿って進めばいいのです。
奥野沢川は、清冽な水をたたえており、薮こぎでかいた汗を流します。

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今にも落ちそうな、ど根性岩

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奥野沢川にかかる木橋

車道に出たら、黒野田林道を進みます。
以前、オッ立からぐるっと回って、初狩へ行こうとしたら、宝越えで真っ暗になり、ルートミスもしたので怖くなって下山することにしたことがあり、黒野田林道はエスケープルートとして役立ったことがあります。
天候の急変や体調不良などで登山が困難になった場合は、林道がありがたいですね。
いくつか展望の良い場所があるので、なかなか楽しい林道です。

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笹子雁ヶ腹摺山、矢平峰、トクモリ、お坊山

庭洞山で今日も一座登りました。
普通に登山道で下山したら、左手に祠があるのに気が付きました。
この道は何度も通っているのですが、祠に気づいたのは今回は初めてです。
後で調べたら、『甲斐国志』に「駅戸南裏の山足にあり、~中略~土人今に御殿屋敷と号す」とあり、ここが御殿屋敷跡のようです。

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御殿屋敷跡

夕食は、すき家で期間限定のアボカド牛丼を食べました~。

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アボカド牛丼 490円

3年ほど通い続けていた歯医者が今日で終わり、ホッとしました。
奥武蔵登山詳細図の山名由来が虎秀山で中断しておりますが、部屋の片付けが終わったら再開する予定です。
あちこち、掃除しなから、いらないものは捨てて、整理整頓しますので、けっこう時間がかかります。
本棚も増えたし、倉庫も庭に置きました。
ウィンドウズMeのパソコンは、ソニーに頼んで処分。
やっぱりきれいな部屋は気持ちがいいですね~。
これでいつでも嫁さんを呼べます!
婚活しないとな~。
         
奥武蔵登山詳細図コースガイド

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プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

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