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第80回所沢古本まつり

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待ちに待った~!
というわけでもありませんが、古本まつりの季節がやってきました~!

80回という節目の開催と2016年最後ということで、気合いを入れて、オープン前に行くことに。
寝坊しましたが、10時に家を出ても早すぎるくらい早く所沢駅に到着。
吉牛で、豚丼350円を食してから、いざ決戦場へ~!

10:55
駅前に出たら、びっくりくり~w(☆o◎)w
ものすごい行列ができており、並ぶのをためらってしまいます。
人込みはもちろん、行列も苦手です。

11:05
遠目で観察していると、列が前に進みだしたので、おそるおそる近づきます。
するとほとんど人が1階の50円均一コーナーに殺到。
やすやすとエレベーターに乗れました。

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ものすごい行列

今回の特集は、映画、音楽、芸能ということで、映画のパンフやレコード、芸能雑誌などが特集コーナーに置かれております。
旅行とか自然特集なら、山岳古書が並ぶんですけど、さすがに芸能関係じゃ山岳古書は並びませんね。
1時間半かけて、総額4482円遣いました。
なんか目が疲れたなあ。

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志賀高原 マウンテンガイドブックシリーズ 4 朋文堂』定価130円 価格200円 昭和33年5月1日初版発行

この本は、昭和35年3月10日三版発行で、著者は田中勝経氏。
ハイキングガイドというより、スキー場や温泉の紹介が多く、巻末に付属の地図があります。
マウンテンガイドブックシリーズの箱根・伊豆が800円だったので、200円という値段はかなりの破格なので、迷わず購入。

美ヶ原高原 マウンテンガイドブックシリーズ 14 朋文堂』定価100円 価格200円 昭和30年5月25日初版発行

この本は、昭和32年7月10日七版発行ですから、志賀高原よりも倍以上売れたようですね。
著者は、桜庭留三郎氏・斉藤守氏。
上記志賀高原と共に並んでいたので、価格も200円と激安だったので迷わず購入。
マウンテンガイドブックシリーズ 8の奥武蔵を持っていないので、欲しいんだけど、なかなか出回らないようで、見かけたことがありません。

檜原・歴史と伝説 小泉輝三郎 著 武蔵野郷土史刊行会』定価1000円 価格1500円 昭和54年3月31日初版発行

不運の姫、松姫や横地監物について書かれており、購入しました。
これによると、横地監物は、檜原城から小河内峠へ逃れて自刃したとあり、いつか逃走経路をたどってみたいものです。
見取図がいくつかあって、知らない名所も書いてあり、思わず出かけたくなります。
檜原関係の書籍は、色々買ってあり、この本はダブリかな?
と恐る恐る本棚を見てみたら、瓜生さんの本が3冊ありましたが、この本はまだ購入していなかったようで一安心です。
定価より、500円高いなあと思ったら、日本の古本屋で1500円のがいくつかあり、中には3000円の値がついているものもあります。
1000円のが一冊だけあり、これは安いですね。

多摩の地名 保坂芳春 著 武蔵野郷土史刊行会』定価1200円 価格800円 昭和54年12月20日初版発行

極指、恩方、案下などの地名の由来が書かれていたので購入。
それによると案下は、アイヌ語のPanget-Pet(川の下)のP音が省略されてアンゲとなったといいいます。
関東の地名で、アイヌ語説を唱えるのも珍しいことですが、私は理にかなっていると思います。

古地名と日本民族 畑中友次 著 創元社』定価320円 価格500円 昭和35年7月20日初版発行

地名から日本民族が様々な民族から成り立っていることを証明しています。
これこそが、日本の地名が難解と言われる理由の一つなのです。

岳人 1970年9月号』定価200円 価格200円 昭和45年9月1日発行

特集が奥秩父であり、原全教氏が寄稿しているので、迷わず購入。
その他、四つの『雁ヶ腹摺』で岩科小一郎氏が、妖影で真鍋健一氏が寄稿しており、これは買わないわけにいかない。
面白いのは、登山地最新情報で、今は無き獅子口小屋について書かれてあり、素泊500円二食付1100円などとあり、日ノ出山や三頭山のように登山道を階段に整備するのはやめて欲しいとのことが書いてあるが、どこの登山道のことだろう?

昭和30年5月25日発行の『奥多摩 山と渓谷社』で石尾根と略して書かれたのは誤りであるとして抗議しています。
今日ではすっかり定着している石尾根の名称もかつては紆余曲折があったようです。

調べてみると、確かにP88に石尾根とあり、宮内本に石尾根の名が見当たらないので、『奥多摩 山と渓谷社』が石尾根の名付け親というか真犯人のようです。

七ツ石尾根が略されて、石尾根になったと思っておりましたが、山と渓谷社のガイドブックがきっかけだとは初めて知りました。

岳人 8月号136号』定価100円 価格200円 昭和34年8月1日発行

南アルプス特集なので購入。

岳人 8月号160号』定価120円 価格250円 昭和36年8月1日発行

甲斐駒周辺特集なので購入。
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第79回所沢古本まつり

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前回の78回は、仕事が忙しくて行きそびれてしまいましたが、先日、穂高書房へ行って、再び山岳古書熱に火が入って、収入が増えて、油も入って来たので、満を持して出かけることにしました~。

古本屋巡りは格闘技というか戦争に近いものがあり、腹が減っては戦はできないので、所沢へ直行するバスをやめて、電車で秋津へ行きます。
牛丼屋がなくなって、筑前屋という九州系の居酒屋?ができておりました。
奥武蔵登山詳細図踏査時は毎日のように通ったこの界隈を歩くのも、本当に久しぶり。

てんやに入って、天丼500円(税込み)を注文。
アナゴ200円のトッピングも付ければ良かったなあ。
えび天の代わりにアナゴとかいうのはできないんでしょうかね?
穴子大好きでっす。
サクサクの衣に包まれた、ふんわりしたお肉とそれに絡まるタレが最高!
牛丼屋だと、紅ショウガ取り放題(←語弊あり)ですが、てんやだと福神漬けがサービスで置いてあります。
穴子は食えなかったけど、白身魚の天ぷらで大満足ですわ~。( ^0^)_D イタダキマース
生ビール300円はやっす~。
天ぷらとビールって、おしどり夫婦みたいな相性なんだよなあ。
私はいまだに独り身ですが~。
期間限定の夏天丼もうまそうやったなあ。

さあて、腹も膨れたし、秋津から所沢へ~。

改札を出たら、きのこみたいな秩父のゆるきゃらが来ておりましたが、名前を忘れてしまいました。
帰宅してネット検索しても出てきません。新種のゆるきゃらでしょうか?
リアルゆるきゃらを見るのって恥ずかしいですね。

秩父の無料パンフを配っていたので、もらってみたら、21部も入っていて、ボリューミーですよ。
横瀬町のマップも入っていて、なかなか嬉しいセット内容です。

長瀞のガレとか食ってみた~い!

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くすのきホールの8階へ行くと、古本に飢えた野獣たちがゾロゾロいて、ものすごい熱気を感じます。
開催初日は、混みますね~。
あ~この分だと、目当ての古書はもう取られてしまっているかな…。

さっそく、左入口すぐの特集コーナーで物色。
自然関係の図鑑が多く、山も自然に入るのか、山岳書も置いてあるのが嬉しいです。
最初に手に取った本は、『北アルプス開発誌 中村周一郎 著 郷土出版社』定価1800円 価格1000円という本で、昔の山小屋の写真や、北アルプスにかかわった人々の歴史が書かれています。
『北アルプス物語』『白馬岳の百年』『北アルプス この百年』『槍ヶ岳とともに』なども北アルプスの山岳史を知る上で楽しく読める本で夢中になって読みましたが、『北アルプス開発誌』も読みやすくて面白いです。
やっぱり実際に手に取って読んでみないと、古書の良さはわからないですね。

他にも何かないかな~?
と探していたら、誰かに手を叩かれ、振り向くと山仲間のHさんでした。
山仲間と古本まつりで遭遇するのは初めてのことですよ。
びっくりしたな~。

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『この山なみのこえ 信濃毎日新聞社 著 二見書房』定価380円 価格450円

昭和39年2月12日発行の本なので、定価が安いですけど、価格はそれ以上の値がついております。
それだけ貴重な本なのでしょう。
800と鉛筆書があり、350円値下げしたと思われるので、少し読んですぐに籠に入れました。
これは掘り出しもんです。

最初のページを開くと、ソリに乗った遺体らしきものの上に花束が山積みされ、母親と思われる女性が傍らで寂しそうにうつむいた写真が載っており衝撃を受けました。

解説には「変わりはてたわが子…遺体を前にぼうぜんとたたずむ母親(北ア鹿島槍の山麓で)」と書かれております。

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鹿島槍ヶ岳北壁で転落した名○○山岳会員の遺体をカクネ里の急坂から下ろす

山で遭難するととても多くの人手が必要なのですね。
この写真はすごい!
っていうか、こんな急斜面での作業は、危なそうです。

この上の写真も衝撃的なんですけど、とても紹介できるレベルじゃないですね。( iдi )
本を手に入れた人だけが見られます。

目次を見ても「破れたテント、置き去りの友情、切れたザイル、折れたピッケル、飛んできた石」などなど山で起きたら恐ろしいことが列記されております。

その中の一文を紹介しておきます。↓

「岩のうえに不安定にかぶさっている雪のかたまりに、先頭をさらわれた二人は、大きな叫び声をあげたまま、西股沢に転落していった。
ひとりのこった○○君は、岩壁の下をのぞきこみ、二人の名前を呼び続けたが、答えはなかった。
○○君は、降りしきるみぞれのなかを引き返し、赤岳鉱泉小屋に急を告げた。」

八ヶ岳の横岳で起きた遭難のようすです。
読みながら、それ以上行くな!行くな!と心の中で叫んでしまいました。
引き返す勇気の重要性を改めて思い知らされます。

【追記】
あまさんで検索したら4円+送料で売っており、更に衝撃を受けました。
4円は安過ぎでしょ~!?

『現代登山紀行 続・槍、穂高連峰 山と渓谷社』定価1600円 価格300円

この本はシリーズ化されていて、『剣、立山連峰』を持っております。

この本の中で、大ファンの羽賀正太郎氏が槍、穂高地名考という記事を書いているので、価格も安く目次だけ見て籠に入れました。
他に新田次郎氏が山の弁当箱という記事を書いております。

『秩父路の古城址 中田正光 著 有峰書店新社』定価1700円 価格1000円

横瀬の根古屋城址と古(小)御嶽城址について書かれているので買いました。
龍谷山など吾野周辺の城址については書かれておらず、秩父盆地周辺の古城址という内容です。
古御嶽城址関係の資料が元々少ないし、縄張り図が良いです。

『山岳遭難記 1 春日俊吉 著 朋文堂』定価230円 価格350円

先に紹介した『この山なみのこえ 信濃毎日新聞社 著 二見書房』があまりにも衝撃的だったので、この本も手に取ってみました。
春日俊吉氏は、遭難にかかわる本を多数書いておられる方です。
『奥武蔵の山と丘陵』も好著。

三ツ峠岩場の哀憐二重唱

Yの体が岩から投げ出されるように、中間テラスにいるMの頭上を越えて下に落ちてくる…

意識を失ったYの顔は蒼白だった。Mは苦痛を訴え、うわごとのように”落ちたの、落ちたの”とくりかえしている。

まきぞえをくったMさんがかつぎこまれた河口湖日赤病院で、肉親の誰に会うこともできずに死んだ。



三ツ峠の屏風岩で起きた事故についてのようすが書かれています。
落ちたの、落ちたのっていう言葉は、わけもわからないまま一瞬のうちに起きたことを物語っております。
春日氏本人も、「気の毒で、書くのがイヤになる。」と書かれいます。

『北岳の夕映え 安川茂雄 著 三笠書房』定価不明 価格600円

大正5年 奥秩父破風山での遭難など、この本も遭難に関する本です。
広瀬付近の古地図があります。

『東京付近の山 実業之日本社』定価980円 価格300円

この本は、昭和49年版ですが、昭和50年版のがうちにありました。
価格が500円ですから、古本まつりの方が安かったですね。
でも昭和50年版の方が状態は良いですから、それが200円の差になったのでしょう。
挿入されている略図が詳しいので買ってしまいました。
更に自宅の本棚を探すと、昭和43年版(514円)もありました。
こちらは、やや大きさが小さいです。
古本まつりの雰囲気にのまれてついつい買ってしまいました。
この手の本はそろそろ卒業しないとな~。

『雲取山に生きる 新井新太郎 著』定価1700円 価格800円

富田新道開削の話や堂所(どうどころ)で博打が行われていた話などが面白く購入しました。
実は以前から購入したいと思っておりましたが、こういう本にお金を回す余裕が無く、今日やっと購入できました。
地名ついての考察も多く、もっと早く購入しておけば良かったと後悔しました。
この本では、芋ノ木ドッケとなっており、芋木ノトッケにはまったく触れておりません。

第77回所沢古本まつり

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毎年、年4回ほど開かれている所沢古本まつり。
山仲間数人から、山岳書の特集コーナーがあるとの知らせを受けて、会社が休みになる4日金曜日に行って来ました。

本当は開催初日の2日水曜日に行きたかったですけど、仕事のある日はじっくり見られないですからね。

所沢駅前に着いたら、メガホンで「古本まつり開催中で~す!」と盛んにアピールしており、行き交う人々も気になっている様子です。
慌てても良い古書には巡り合えないので、まずは腹ごしらえ。

近くのなか卯で、カツ丼を注文!

ゲン担ぎのためですね~。
古書探しは戦いですから。

食べ終わったら、くすのきホールのエレベーターで一気に8階の会場へ行きます。

以前は、各書店の案内図が置いてあったのですが、最近は見当たらないですね。
好みの古書店とかを選ぶのに便利だったのになあ。

ちなみに、奥武蔵登山詳細図の参考文献のいくつかはこの古本まつりで購入しました。

さっそく、山岳書コーナーへ行くと、海外の山岳紀行文が多いです。
地域限定の古書が目当てだったんですけどね。

そんな中、『山と高原の旅 中村謙 著 朋文堂 昭和17年8月5日発行 限定10000部』が端っこの方に置いてあり、思わず手に取ってしまいました。
ちょっと変色が激しいですけど、800円なら安いです。
手持ちのやつは2000円で購入しましたから。

以前高値で買った古書が安く売られていると、悔しいですね~。

1958年(昭和34年)版も同名タイトルのものがありますが、昭和17版の方が挿入地図が豊富で、貴重な情報が多いです。

この手の山岳ガイド本って、なぜか戦前の方が情報満載なことが多いです。

この他は掘り出し物を見つけることができませんでした。
2日水曜日の開催初日に買われてしまったのか~?

く、悔しい~。


以前はこんな掘り出し物もありました。

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秩父 武甲山総合調査報告書 分冊 武甲山と北麓の民俗 武甲山総合調査会 発行

ものすごく、難しそうなタイトルでしかも表紙がグレーで超地味地味。

でも内容は、林業や炭焼きなど山と人との関わりを知るのに役立つものです。

これは2000円で購入しました。
非売品ですから、2000円でも安いと思います。

これのシリーズで『別編3 横瀬町地誌』っていうのが、本当は欲しかったんですけど、すでに誰かに買われていて無かったです。

これを踏査後に立ち寄った横瀬町の図書館で見つけた時は、夢中になって読んでしまいました。
普段は郷土資料室で厳重に管理されているので、鍵を開けてもらって、ようやく読むことができたのです。


奥武蔵の南の奥多摩東編の制作が進んでいるようですね。
ちょっとだけお手伝いする予定です。

第76回 所沢古本まつり

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今の仕事で部署異動がありまして、毎日大変な思いで作業しており、ブログの更新もなかなかはかどらないので、すみません。
次の日曜日からは15時~深夜2時という勤務になり、長時間労働になりそうです。

16時に起きてバスで繁華街の所沢駅前へ~
今日は、所沢にある居酒屋でMさん夫妻から、おもてなしを受けて、地図も購入していただきました。
ありがとうございます。
写真を何枚かとったんですけど、ウィンドウズ10にしてから、デジカメとの接続ができなくなってしまい、カードリーダーを取り寄せている最中です。

19:15 古本まつりがやっていたので、帰りに立ち寄って、5冊ほど購入し手持ちギリギリの5800円も散財してしまいました。
特殊な本がなぜ売っているのか不思議です。
山岳古書特集の時が多いのですが、今回は芸術なのが残念、人気で蔵書がないのかな?

『山の遭難生還者 春日俊吉 著 朋文堂』が700円で売っていたので買いました。
相場はわからないのですが、戦前の古書だから安いほうかと思います。

なぜこれを買ったかというと、明治45年3月末に起こった大黒茂谷遭難の様子が書かれているからです。
秩父の重鎮、田部重治が雪の中で道に迷い、同行した中村氏と一枚の鯣を分けあって食べた後は空腹と戦い、つららをなめたり、歯磨き粉を食べたりと目をおおいたくなるような、惨状が描かれております。

別の山岳雑誌で読んだんですが、和名倉山の遭難も壮絶でした。
機会があれば紹介もしたいのですが、ただいま23時。
明日は奥武蔵を歩く予定なので、寝ないといけません。
寝坊したらすまんです~。
         
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プロフィール

池田 和峰

Author:池田 和峰
2015年から奥武蔵登山詳細図を手伝うことになりました。

奥多摩登山詳細図(西編)などに名前が載っています。

メアド:climberkaz@gmail.com

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